ちょっとした秘密をパッケージに添えて口コミを広げよう ~カゴメ 野菜一日これ一本~
「シリーズ品はみんな一緒のデザインで良いんだよ」という貴方へ。
例え同じシリーズ品でも、ちょっとずつ違いますよね。
それをパッケージで表現しましょう。
こんにちは。松浦 陽司です。
最近、朝が暗いので起きれなくなってきました。
いかん!気合を入れ直さないと!
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人は「これ知ってる?」を人に喋りたい
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10922811809.html
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カゴメの「野菜一日これ一本」っていいですよね。
これ一本飲んどけば、一日の健康が保たれるって、パッケージで直ぐに分かります。
大型サイズがありますよね。
よく見てください。
実はネーミングが変わってます。
「野菜一日これ一杯」になってます。
「一本」が「一杯」に変わってます。
さらに詳しく見ると、キャラクターが飲んでいる容器が、
小さい紙パックだと、紙パックです。
大きい「これ一杯」の方は、コップで飲んでいるんです。
細かいですねぇ~。
ネーミングも、イラストも、誰が気づくかって話です。
でも、これを知ってしまった貴方!
どうです?
もう既に、人に喋りたくなってません(笑)?
「これ知ってる?」って、人は喋りたいんですよね。
こんなちょっとした秘密をパッケージに添えて、パッケージマーケティングはいかがでしょう?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。