100年先を考えたパッケージマーケティング ~サントリー 赤玉スイートワイン~
「私、飲めないから、飲み会は参加しません」という貴方へ。
飲めない人は、注いで回ったらいいんですよ!
おはようございます。松浦 陽司です。
実は昨日から3家族旅行中です。
総勢9名で大騒ぎ!
(父母、妹夫婦に子供2人、私の家族)
☆☆☆
受け継がれる記号
赤玉スイートワイン サントリー
☆☆☆
サントリーの赤玉スイートワインはなんと1907年から発売!
100年を超えて愛されるロングセラー商品です。
(昔はポートワインという名称)
そのロングセラーを支えているのが、やっぱりラベルのロゴでしょう。
「赤玉スイートワイン!ここにあり!」としっかり訴えられています。
ラベルは時代と共に変わっても、この「赤玉」だけは絶対に変わることはなかった。
長く売れ続けるためには、「変わらないもの」も必要なんです。
全く違う商品みたいにリニューアルすることは、避けた方がいいんですね。
現在でもしっかりとこの赤玉は継続。
そして、ラベルには「Since 1907」と書かれ、しっかりと歴史も訴えています。
※歴史を訴えることが重要な他の記事
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11095290425.html
シリーズ展開も、しっかり赤玉です。
このように長く人に認知してもらうためには、パッケージマーケティングも非常に重要です。
今から100年後を考えた商品開発をしてみませんか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。