【お芋で作ったレジ袋】~インドネシアのキャッサバレジ袋~
<廃プラ問題に根本から待ったをかける>
レジ袋の原材料と言えばPE(ポリエチレン)が大半です。
これが海洋ゴミとなって残るから問題がある。
世間では
「レジ袋有料化」
「エコバッグの使用推進」
など、削減案を提示していますが
それって、そもそも根本的な解決じゃないですよね。
減らすだけなんで。
<お芋で作ったレジ袋>
この間、ニュースを見てて「すごいなー」と思った。
インドネシアじゃ、キャッサバというお芋からレジ袋を作ってるそうです。
<I AM NOT PLASTIC(私はプラスチックではありません)>
そうなんです!
完全に脱プラ!
<本当にキャッサバで作っているの?>
本当らしいです。
80℃のお湯で溶けちゃう!
土には90日で還る。
食べても無害!
これはすごい存在。
本当だ、溶けてるわー。
(溶けるがゆえに、インドネシアの屋台などでは
汁を入れるので導入されにくいそうです。)
<ゲームチェンジャーの出現>
日本では「削減」レベルのレジ袋対策です。
ですが、
こんな風に、ゲームのルールを根本的に変えるような。
こんな素材が安価で大量に、世界中でつくられるようになったら?
レジ袋問題は解決するかも知れません。
そうなると、、、
現在のレジ袋メーカーにとっては死活問題です。
ゲームのルールが変わっちゃうのですから。
画像出展
http://neutmagazine.com/avani-eco-bag
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。
2 件のコメント
こんにちは。このキャッサバのレジ袋は購入することはできるのですか?わかれば1枚いくらくらいかも知りたいです。
今のところ、インドネシアだけなもので、残念ながら日本では購入できないのです。
この先のお楽しみということで。