キリンのどごし生 100億本突破! ・・・に隠された数字のマジック
【キリンのどごし生 100億本突破! ・・・に隠された数字のマジック】
「内々のことですからそんなに大事にしなくても」と思っている貴方へ。
それがお客さんにとって価値になるかもしません。
おはようございます。松浦 陽司です。
いや~。大晦日ですね。
みなさん、如何お過ごしでしょう?
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数値的な権威がお客様にとって価値になる
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11028691232.html
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2011年10月
キリン のどごし生が累計売上100億本を突破しました。
これってすごいことですよね!
・・・・・本当にすごいんですかね??
間違いなくラガーや一番搾りの方が歴史もあるし、累計売上本数も多いはず。
(検索しても数値がでなかったので推測です)
では、この100億本になんの価値があったのか?
それはお客さんが感じとるものなのです。
「それだけ売れているんだったら美味しいだろう」
と思った貴方は新規客になります。
「応援していた商品がこんなに売れているのか」
と思った貴方は更なるヘビーユーザーになります。
この数字「100億本」というのを出すだけで、お客様が価値や歴史を感じてくれるのです。
12月18日には、ものすごい100億本突破記念パーティーが行われたようです!
http://www.kirin.co.jp/brands/nodogoshi/campaign_100/index.html
こんなイベントのきっかけにもなるので、販売促進には非常に効果があります。
100億本 ご愛飲 ありがとうございます!
こんなパッケージの缶も登場しました。
しっかりと自社の歴史や商品の販売個数をアピール!
お客様が感じとってくれる価値を創出!
どうです?
貴方の会社で自社の偉大な数字が眠っていませんか?
掘り起こして、パッケージできっちり訴えて、売上を上げていきましょう!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。