ブランド資産価値を活かさずに売上ダウンも、その後、見事な復活! オムロン けんおんくん
【ブランド資産価値を活かさずに売上ダウンも、その後、見事な復活! オムロン けんおんくん】
「パッケージリニューアルに失敗しちゃった」という貴方へ。
基本を外していませんか?
おはようございます。松浦 陽司です。
徳島マラソン直後は63kgだった体重が、今や67kgです。
また運動しないと・・・
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パッケージリニューアルにおいて、何を残し、何を変えるのか?
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120378392.html
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オムロン けんおんくん
30秒で体温が測れるすぐれもの!
「3分も面倒で待てないよ~」という人のために、時間短縮の価値を売って大ヒットしました!
・・・が、苦戦している時もありました。
けんおんくんのブランドが広がり、パッケージリニューアルをしたときに、
「けんおんくん」のロゴを小さくしてしまったのです。
これによって、お客さんが「けんおんくん」と認知してくれなくなりました!
ブランド資産価値を作っていたのに、自ら放棄してしまったんですね。
そこで慌ててパッケージを再リニューアル!
「けんおんくん」の文字を大きくしました。
これで売上復活です!
せっかく、ブランドになった「けんおんくん」
これはしっかりと活かさないといけなかったんですね。
パッケージマーケティングではブランドも育成していきます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。