【頭ふにゃふにゃでいこう】~パッケージ制作での反省~
<パッケージ制作の相談で、かなり反省です>
「社長、お客さんはフルーツの蓋はもう持ってます。
今回は、このパッケージの身の部分だけ深くして制作するように依頼を受けました」
と、桑原さんから相談を受けました。
※この画像はイメージ画像
「何が困っているの?」と聞くと
「お客さんの希望サイズが大きすぎて、この形状で制作できないんです」
うーーん、こまった。
どうしたらいいかな?
<パッケージの本来の価値は「包む」こと>
・・・ということで困り果て、
あっちの会社に問い合わせ。
こっちの会社にサンプル持っていき。
でも、にっちもさっちもいかない。
仕方なしに、桑原さんはお客さんのところに行きました。
「まだ、見つからないんです」
すると、お客さんからびっくりする提案がありました。
「別に、普通の段ボールの上だけ切ってくれたらいいよ」
つまり、普通の段ボールがこちら
↓
そして、上のフラップを切るとこうなる
↓
そう、これだったら簡単にご希望の大型サイズで簡単に作れるのです。
「包む」目的を果たせます。
<頭が凝り固まってたなー>
今回は「身」の作成だったので、
特にデザイン性は必要なかった。
「中身が入る」ことが最大の目的だったので、
これでよかったんです。
発想の転換、、、
・・・というか、ボクが囚われてましたね(汗)
パッケージマーケッターとしたことが(汗)(汗)
いい勉強をさせて頂きました。
ありがとうございます。
頭ふにゃふにゃでいきます!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。