【カレーで学ぶ事業の効率化】~エーテック流 効率化って何や?~
<松浦、エーテックカレー勉強会に潜入!>
2019年9月25日(水)
前々から気になっていた
エーテックの「カレー勉強会」に潜入させていただきました!
社員さん数名限定で、社長と語り合う時間を定期的に作っているそうです。
今日は横田さんと藤井さん!
<なぜ、カレー勉強会?>
食事を一緒にとるとコミュニケーションがよくなる!
そんな説があります。
「同じ釜の飯を食う」
こんな言葉があるように、
同じ飯を食うのには意味があるのです!
<テーマは「どうすれば効率よく仕事ができるか?」>
このテーマは、横田さんが発案したものだそうです。
テーマを考えるだけでも素晴らしい!
「どうすれば効率よく仕事ができるか?」と青木社長から問いかけがあります
横田さんは「報連相と、確認です」
藤井さんは「段取りです」としっかり答えます。
<具体的な仕事の流れで段取り>
この後、超具体的に
青木社長から効率化のお話がありました。
工程の流れをよくする。
配達をまとめる。
そんなことが話し合われます。
<風通しの良い社風>
青木社長は「業績を上げるには風通しの良い社風を」と言います。
例えば、配送の流れをよくする!
今日、小松島に納品して、
明日、小松島に納品する。
これって、効率悪いよね。
でも、現場はそうは思ってない。
「だって、納品伝票出てたから」
これって、指示通りにやってるだけなんですよね。
「いや、今日はこれを納品しろ言われましたから」
ってなる。
でも、風通しがよい社風で、
前の工程から
「これは今日の予定だけど、明日でも大丈夫」
後の工程から
「明日の予定にしてるけど、別に今日納品しても大丈夫だよ」
そんな情報が伝わっていたら!?
もちろん、一回の納品で済む。
そして、効率が上がり、生産性も利益もあがるんです。
うーん、これはパケマツも真似しないと。
<青木社長の愛情がチラホラ>
青木社長は
「下向いて動くやつはアカン」と言います。
これは周りの状況に気づく機会を失っている!
「ああ、配達が今、こんな状況だな」
「塗り加工は暇そうだな」
こんな気づきもあるけど、
もっと根本的なことがあります。
それは
「危険と隣り合わせ」ってこと。
現場はやっぱり、危険があるから。
「右からフォークリフトが来る」
「左からクレーンがくる」
ということがある。
「スマホ見ながら歩くやつはアカン」
そうなんです。
そう言う「危険」と隣り合わせなので、
常に危険信号をOFFにしてはいけません。
微弱でもONにしてないと!
そして、最後に根本的な質問をしてくれました。
<Q なんのために効率化するの?>
答えはめっちゃシンプルでした。
「早く家に帰るため」
青木社長は本気で社員さんの幸せを祈ってます。
だから
「早く帰ってゆっくりしてくれ」
「休養も必要やで」
「家族との時間っているよね」
って本気で思ってます。
だって、第二の子育ての気持ちでやってますから。
青木社長のこの考え方はシビれます。
いつも学ばせてくれて、ありがとうございます!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。