【近畿地区限定発売 「日清焼そばU.F.O」が「U.F.Oそばめし」に! カップ麺ごはん化 第3
【近畿地区限定発売 「日清焼そばU.F.O」が「U.F.Oそばめし」に! カップ麺ごはん化 第3弾】
おはようございます。
ブランドとパッケージの関係性を考える松浦 陽司です。
☆☆☆
ブランドネームを大切にして大ヒットした日清「カップヌードルごはん」
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11145647296.html
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日清さんが以前に「Go Fan」(ゴーハン)という商品を出しました。
これが売れませんでした。
しかし、日清さんは諦めなかった!
絶大なブランドネームのある「カップヌードル」の名前を活かし、
そのまま「カップヌードルごはん」を発売した!
中身は殆ど一緒!
ネーミングとパッケージだけが変わっているだけ!
ネームブランドという資産を活かしたパッケージマーケティングです。
ある意味、(笑)です。
それが、2010年8月16日に発売し、なんとたった4日で完売!
販売を一旦停止してしまう大偉業です!
日経BP社「日経トレンディ2011年ヒット商品ベスト30」で食品としては最上位の第5位にランクイン。
また小学館「2011年小学館DIMEトレンド大賞 ライフスタイル部門賞」も受賞。
各種メディアで2011年を代表するヒット商品として取り上げられています。
ブランドネームって大事ですねぇ~!
そこで今回、新シリーズが発売されました。
2012年1月より近畿限定で発売中!
絶大な人気を誇る「焼きそばU.F.O」のシリーズです。
ブランドネーム、ブランド資産価値を活かしたパッケージマーケティングですね。
どこまでヒットするか楽しみです!
もし私が勝手にコンサル、・・・というか中小企業に活かすのであれば。
中小企業でも、各店、各会社で一番商品ってありますよね。
ある程度、名の通っている商品、
その県ではブランド力のある商品。
それと、売りたいんだけど、売れてない商品もありますよね。
いっそのこと、その売りたいんだけど、売れていない商品の名前を、一番商品のシリーズ品にしちゃったら如何でしょう?
これだけで認知度が一気にアップするのは間違いない。
せっかくのブランドネームを活かさない手はないですよね?!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。