【世界初のレトルトカレー「ボンカレー」 沖縄では現在も松山容子さんパッケージ】
【世界初のレトルトカレー「ボンカレー」 沖縄では現在も松山容子さんパッケージ】
おはようございます。
クラシックなパッケージもお客さんの買う理由になると思っている松浦 陽司です。
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ボンカレー沖縄のフェイスブックページ
http://www.facebook.com/pages/%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E6%B2%96%E7%B8%84/327225657311836
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1968年
世界で初めてのレトルトカレー「ボンカレー」が発売されました。
1969年
全国発売に向けて、松山容子さんのパッケージが採用されました。
ボンカレーと言えば、全国的にはこのパッケージで販売してます。
いつのころからか、松山容子さんがいなくなりなした。
でも、まだこの松山容子さんのパッケージで売られているボンカレーは手に入るのです!
それが沖縄!
沖縄では、この松山容子さんパッケージを切り替えると、なぜか売れない。
だから、今だに松山容子さんパッケージなんだそうです。
これって地域性ですよね。
不思議ですが、こういったことがあるんですね。
さて、勝手にコンサルコーナーです。
パッケージリニューアルのことを考えている方がいらっしゃったら、
新しくすることばかり考えずに、一度、クラシックなデザインにすることも検討されては如何でしょうか?
歴史のある商品ほど、価値がありますよね。
そして、実は沖縄のFB知人の千竃(ちかま)順二さんから
実際に、この沖縄ボンカレーを販売強化できないか問い合わせがありました。
私が提案したのがこちら。
●沖縄限定をパッケージで強く打ち出す
せっかく、沖縄限定なのに、沖縄島内の人の認知度が結構低いのだとか。
せっかくの「沖縄限定」なので、ちゃんと訴えると、
島内の人→「ああ、沖縄限定だ」と分かる
観光客の人→「え?ここでしか手に入らないの?お土産に!」
面白いと思うんですけどねぇ~。
もし、採用されれば楽しみです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。