【パッケージで商品のコンセプトを表現する ~かな泉 讃岐うどん さぬきの夢2000~】
【パッケージで商品のコンセプトを表現する ~かな泉 讃岐うどん さぬきの夢2000~】
おはようございます。
パッケージはコンセプトから生まれると思っている松浦 陽司です。
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パッケージ企画の三要素
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11018766140.html
※ぜひ、この記事も読んでください。
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今日、紹介させて頂く「さぬきの夢2000」は、
見て頂いた通り「紙管」です。
見た目で差別化を図っていることはもちろんなんですが、
もっと深い意味があります。
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クリエイター 黒柳潤さんは語ります。
円筒状の外箱そのものが
打立ての讃岐うどんの独特のつやとこしをモチーフとしており、
縦に流れるゆるやかな曲線と光が織り成す陰影は、
穏やかな瀬戸内の海を連想させます。
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そうなんです。
中身の商品自体のコンセプトが、しっかりとパッケージで表現されているのです。
昨日も「あめやえいたろう スイートリップ」の記事で書かせて頂きました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11190139445.html
商品コンセプトがしっかりしていないと、なかなかパッケージ企画が成り立ちません。
今日は「勝手にコンサルコーナー」ではなく、パッケージ開発のお願いです。
なんか流行っていたから。
なんだか美味いものができたから。
そうやって商品開発されることもあります。
でも、「美味しいですよ~」では売れないんです。
やっぱり、もう一歩、踏み込むことが重要です。
この商品の開発コンセプトはこれだ!
どんな思いで創ったんだ!
開発にはこのような秘話があるんです!
こういったことをしっかりと文字にしてみましょう。
文字にすることで整理されます。
すると、パッケージ開発や販売促進にも使えます。
自社の商品一つ一つ、「なんでこの商品が生まれたのか?」
考えてみると、違うシナリオが生まれるかもしれません。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。