【0から1の発想を捨てよう】~ちょっと変えるだけ商品開発~
<新商品開発の困難さと簡単さ>
新商品を開発するのって、普通に考えたらめちゃ大変です。
こんな時は、ベビースターの商品を見てみたら参考になります!
「ちょっと変える」で、商品開発に繋がってますね。
●ノーマル
ノーマルはこちらです。
●5連吊り下げパッケージ
小分けできるようになりました。
わけわけできるのが楽しい。
しかも、食べきりサイズ。
●ラーメンおつまみ
ピーナッツを混ぜただけ!
これだけで、子供のおやつが、大人のおつまみに大変身!
●ラーメンおつまみのコンビニ専用(フィットパック)
これはカバンやポケットに、すっと入るように細長くされたパッケージ!
携帯する便利さを演出!
●ラーメン丸
「ベビースターがこぼれた食べにくい」
という不満から、
ベビースターを固めてこぼれないようにした「ラーメン丸」!
カップパッケージで販売することで、
机の上に置けるとのことで、OLや若い世代に支持されてます。
●ベビースターラーメン丸 ミニ
さらに、食べやすく。
細長く、片手で持てるようにしたもの。
車の運転中とかにパクッ!
電車の中でちょっとだけパクッ!
なんてシーンが考えられます。
なんだか、こんな風に考えると、商品開発って楽しそうですね!
0から1を生み出すのではなく
パッケージをちょっと変える。
商品にちょっと手を加える。
それだけで、消費開発になりますね。
画像出展 ベビースターのホームページからです。
https://www.oyatsu.co.jp/product/babystar/list/
ありがとうございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。