【経営に必要な3つの心構え】~徳島経営研究会12月総会~
2019年12月11日(水)
徳島経営研究会 12月総会が開催されました!
<根幹にあるのは可能思考>
金村会長の2020年度方針発表!
経営に対して「イノベーション」を起こすべく
その方針が発表されました。
そして、経営に対する3つの心構えを伝えてくれました。
<金村盟流 経営に対する3つの心構え>
1 決断の質と時間の長さには全く関係性はない。
経営するにあたって、いろいろと判断をしないといけない時が来ます。
よくあるのが「保留」
でも、これって、あまり意味がない。
自分の内なる声にしたがって、即判断した方がいいんじゃないかってこと。
ファーストチェス理論っていうのもあります。
この理論では、「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は、実際のところ86%が同じ手である
いくらたくさん考えても、直観で考えた5秒のアイディアとほぼ一緒ってこと。
2 長期的な判断となっているのか
そして、その判断が
「どのくらいの長期にわたって、その判断がなされているのか?」
を考えてみます。
よくあるのが
「うーん、今日だけは締めのラーメンを食べよう」とか言って、
深夜にラーメンを食べに行くこと。
短期的に見れば、美味しいのでいいんですけど、
長期的に見れば、ダイエットの天敵!
食べない方がいいに違いない。
経営でも、学びでも、このような長期的視点が大切。
3 客観的な判断をしていく
「ああ、私ならこう判断する」というのではなく
「もし、友達がこの状況になったら、ボクはどんなアドバイスをするか」というような
考えをいったん持つってことが大事だということ。
「経営について迷ってるな」と思ったら
「こんな研修が」と勧めたり
「例えば、他業界でこんな戦略があって」とアドバイスする。
でも、自分のことに置き換えると
研修を受けなかったり、新しい戦略を試さずに現状維持だったりする。
なるほど。
金村会長はこんな風に、普段から考えているのですね。
特に、目の前の快楽に流されがちなボクにとっては
「長期的な判断となっているのか」を大切にしていこうと思いました。
金村会長、ありがとうございます!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。