【パンだって「個人」を出す時代 キオスクにて、作り手の顔が見えるパン】
【パンだって「個人」を出す時代① キオスクにて、作り手の顔が見えるパン】
おはようございます。松浦 陽司です。
パッケージでお客さんに安心を与えることが可能ですよね。
「何処の誰がつくったんだか分からない」
普通の商品はそうですよね。
でも今の時代、どうでしょう?
安心・安全がとても重要視される時代です。
お客さんはきっとこう思っている。
「万が一の時に、誰が責任をとってくれるんだ?!」
その問題をパッケージが解決してくれます。
ずばり!
生産者や作り手の顔・名前を入れちゃえばいいんです!
「そうか、青森県上北郡東北地区の沼辺喜美男さんがつくっているのか?!」
とっても安心ですね。
しかも、生産情報をQRコードでも観れるようになってます。
こちらのきぬ豆腐も、「私たちがつくりました」と生産者がイラストで出てます。
写真だともっと安心感がでますね!
家田保さんに
「和紙の作ったポン菓子はおいしいだげな!一度たべてみい」
そんな風に言われると、買ってみたくなる。
野菜などでは結構、生産者の顔・名前を出すことが当たり前になってきました。
でも、まだまだパンの世界ではありません。
・・・そう思っていたらありました!
こちらはエクスマで有名な
藤村正宏さん(スコット)のブログの画像。
藤村さんがある日、キオスクでパンを買った時に顔写真入りのパンがあったんだとか。
http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-10923726479.html
藤村さんは「個人を出すことで、安心安全が増す」といいます。
まさにその通りと思います。
パッケージに顔や名前を載せる。
そして、お客さんに安心と安全を与えるパッケージマーケティングはいかがでしょう?
さて、ここで中小企業に置き換える勝手にコンサルコーナー!
もちろん、袋などにカラー写真を印刷するのがベストです。
でも、袋に印刷すると5色も必要になる。
版代も単価も高くなってしまうのが事実です。
費用のことを考えて、いろいろな方法を掲載します。
下に行くほど、経費が安くなります。
①カラー印刷(5色程度)
②イラスト印刷(2~3色程度)
③せめて名前だけ印刷する(1色)
④カラー写真のワンポイントシール(4色カラーシール)
⑤イラストのワンポイントシール(2~3色のシール)
⑥名前のワンポイントシール(1色シール)
それでもダメなら
⑦POPです!
自社店舗の販売であれば、POPも絶大な効果があります!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。