【売り場であなたの商品のライバル商品は何点あるでしょうか?】
<売り場事情を考えてみよう?>
あなたの商品はどこで販売しますか?
食品スーパーでしょうか?
コンビニでしょうか?
そこには無数の商品がならんでいます。
一体、どのくらいの商品数が並んでいると思いますか??
食品スーパーでは12,000点以上、
コンビニでも2,000点以上の商品が並んでいるそうです。
さて、この中であなたの商品をお客様に選んでもらうのは??
うーーーん、なかなか厳しそうですね。
選んでもらうところが、
気づかれることすらなく、通り過ぎられそうです(汗)
<目立つための方策>
パッケージの
1 形
2 色
3 ネーミング
この3つで差別化することです。
ただ、中小企業にとって「形」って難しいんですよね。
なぜなら、お金がかかるから。
変形パッケージにすると、梱包にも時間がかかる。
売り場によっては、積めないので置いて貰えないとか。
だったら
2 色
3 ネーミング
これなら手を付けやすそうです。
パケマツプロデュースの事例ではこんな感じ。
<徳島生まれの徳島の漁師によるとくしま漁連がおすすめするひじき>
だいたんに長い長いネーミングにリニューアルしました。
普通の「ひじき」と違うのは一発で分かりますね。
国産どころか、徳島産であることが強く伝わります。
そして、色。
海産物売り場でありがちな青、白、黒などの色と反対色!
だいたんに朱色を使って、売り場で目立ちます。
パッケージリニューアル直後から
2系列23店舗のスーパーと取引開始されました。
さらに道の駅、お土産物屋さんから
「あの、徳島ぎょれんさんのひじきを取り扱いたいのですが」
と、電話が掛かって、
営業もせずに、販路開拓もできたそうです。
(さらに詳しくはこちら https://www.p-matsuura.co.jp/result/179.html )
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。