【ガリガリ君のパッケージの歴史と、集めたくなる工夫】
【ガリガリ君のパッケージの歴史と、集めたくなる工夫】
こんにちは。松浦 陽司です。
今日は、みんなが一度は食べたことのあるガリガリ君パッケージの話です。
ガリガリ君の場合は、同じ味でも3種類のパッケージをつくります。
みなさん、気づいていましたか?
なぜ、こんなことをするのか?
それは人にはコンプリート欲があるからです。
思わず3つとも集めてしまいませんか(笑)?
ダイドーさんの復刻堂ドラゴンボール缶などは正にその通り!
中身なんてどうでもいい、パッケージが欲しいわけです。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11177775361.html
ただ、9種類もあったら集めるのが大変!
ところが、ガリガリ君のように3種類くらいなら、すぐにでも買ってしまう。
こんな効果があるんですね。
ちなみにガリガリ君、1981年誕生当時はかなり気持ち悪いデザインでした(笑)
それが1996年にリニューアルしましたが、まだ気持ち悪い(笑)
2005年くらいから今のようなデザインになってます。
いろいろと歴史がありますね!
さて、勝手にコンサルコーナーです。
中小企業の皆さんは何種類ものパッケージを用意するのは難しい。
でも、歴史は残っていませんか?
過去のデザインを、歴史順に順番に並べてみましょう。
よく変えているのであれば、それだけで歴史になります。
復刻版パッケージで販売するのもパッケージマーケティングの手法の一つです。
変えていないのであれば、それはそれで「創業より一貫」という歴史になります。
創業より守られてきた歴史ですね。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。