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2012年04月18日

【マイルドセブン 少ない面積でもタールの量を間違えないようにパッケージで識別】

【マイルドセブン 少ない面積でもタールの量を間違えないようにパッケージで識別】

こんにちは。松浦 陽司です。
私はタバコは吸いませんが、今日はタバコのお話。


「マイルドセブン」
発売以来、白字で左側にブルーの縦帯が入っているデザインが採用されておりました。

それだと「タールの量を間違ってしまう」人が続出!
これを解決するためにパッケージ自体を変えてしまいました。

 

それが現行のパッケージ。
全体を青地にして、
タールごとにパッケージ色を丸ごと変えてしまいました!

タールが薄いほど、青も薄く、
タールが濃いほど、青も濃くなります。

これにより、間違いが少なくなりました。

さて、ここで中小企業に置き換える勝手にコンサルコーナー!

「色のよる識別」で間違い防止できるのはカイゼンの基本!

実は中小企業でもよくあることなんです。
一括表示のシールで、全て黒で作ってしまう。
同じ黒なので、栗味と、ぶどう味のシールを間違えてしまうこともよくあります。

そこで、栗は茶色、ぶどうは濃い紫でシールをつくる。
これで現場の人にも一目瞭然になります。

同じ1色シールで、価格も変わりません!

※もし、シールにバーコードがある場合
赤やピンクの色はバーコードが読みとれません。
読みとれない色の注意だけはしないといけません。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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