【飲食店のオーナー救出大作戦】~大市珍味「仕込みの達人」シリーズ発売開始~
パッケージでお客さんに「二度見」してもらうためには?
周りにないインパクトが必要だ。
・・・という訳で、今回は「インパクトパッケージ」開発事例!
ご登場頂くのは 株式会社 大市珍味さんです!
あ!
大市珍味は
「おおいちちんみ」じゃないですよ!
「だいいちちんみ」と読みます。
西野美穂社長が2018年に
ボクが大阪産業創造館で講演した時に参加してくださっていたそうで
「パケマツにパッケージ依頼してみたい!」と感じてくださいました。
そしてお声がかかって2019年2月に初訪問!
ここからプロジェクトがスタートしました。
リニューアルを行うのはこちら!
ソフトすり身
白身魚のすり身が入っています。
この商品の特徴をいろいろと聞いていきました。
<売り場>
業務用食品スーパーで販売する
<ペルソナ>
飲食店のオーナー
<飲食店のオーナーに伝えたい価値>
料理の下ごしらえは私達、大市珍味が殆どしておきます!
オーナーはちょっと仕上げるだけで、一品仕上がります。
なるほど。
価値がいいですねー。
しかし、ソフトすり身ではなかなか伝わらないかな?
そこで、実際に販売している現場を確認しに
業務用食品スーパーに行ってきました!
するとよく分かったことがあり、
業務用なので、ストレートに「価格と量」を売りにしている商品が殆どでした。
ネーミングも「すり身」「むきエビ」など、こちらもドストレート!
ボクの感じた印象が「売りっ放し感が満載だな」というもの。
買ってもらった後のことを考えていませんね。
もし、ボクが料理店のオーナーなら、こんな風につぶやきそうです。
「小さい店だけど、独立して1年か。
それなりによく頑張ってるよな。
それにしても、原材料は高騰するし、社員やバイトは定着しないし、
なんでもかんでも俺と嫁さんだけでなんとかやらなきゃなんないんだよな。
・・・ったく、やってられないよな。
あ、いかん。業務用食品スーパーに材料買いにいかないと。
全く、休憩する間もないなぁ。
しかしどの商品見ても、なにがアピールポイントなのか分からないなー。」
なんか、身に染みる(汗)
そんな点も考慮しつつ。
ボクが考えたこと、そして大市珍味さんからリクエストを頂いたことはこんなことでした。
1)インパクトあるパッケージにして二度見させたい
2)料理の手間が減ることをダイレクトに伝えたい
3)売りっ放しでなく、レシピも伝えたい
さて、いよいよリニューアル!
もう一度、
beforeのパッケージがこちら。
そして!
afterのリニューアルパッケージがこちらです!
浪速楢庵(なにわならあん) 仕込みの達人 白身魚のすり身
きたーーー!
インパクトあり過ぎる料理人がっ!
「仕込みの達人」というネーミングによって「仕込み済みなんだ」ということを伝えます。
そして、その仕込みを行っているのが
この「みのる」という料理人なのです♪
パッケージ裏面も見てみましょう。
料理人みのるの「ツムツム」したようなキャラクターが登場!
ネコちゃんに骨を上げているシーンが可愛いですね。
ネコを抱っこしている みのる。
実はネコが嫌がっていて、ひっかいています(笑)
プロフィールが下部に描かれております。
ここにQRコードを載せて、
レシピ提供のホームページにお客さんを誘導しております。
こんなパッケージだと、オーナーはこんな風に思ってくれるのでは?
「うわっ、おもしれー。
なんだこれ、一回試してみるか!
ええっ?
ホームページを見たら、メニューまで提案してくれるの?
超便利じゃん!」
そんな風に思ってくれたら光栄だなー。
こちらの「仕込みの達人」シリーズ!
実は3兄弟です!
蓮根、白身魚のすり身、海老のすり身
どうぞ、飲食店オーナーのあなたは、
一度、問い合わせしてみてください!
<大市珍味はこちら>
株式会社 大市珍味SMS
https://daiichinmi.co.jp/
〒545-0021 大阪府大阪市阿倍野区阪南町4丁目17番1号 永楽ハイツ1階
TEL:06-6625-7667
FAX:06-6625-7171
mail: dc08@oak.ocn.ne.jp
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。