【流行ってないのに潰れない高級レストランの謎】~土佐洋様 社内セミナー~
Q.ランチタイムもディナータイムも全くお客さんの居ない高級フランスレストラン。
でも、長年、潰れずに営業をしています。
なぜ、潰れないのでしょうか??
2020年2月21日(金)
高知の土佐洋さんの社内セミナーに呼んで頂きました!
開催場所は「花まぐろ」です。
土佐洋社長の馬詰さんが毎年、ボクを呼んでくださっていて
ホントに光栄です!
土佐洋は
須崎市に「いちばん船」
高知市に「花まぐろ」という飲食店を経営されています。
社内セミナーの、アイスブレイクで出したのが冒頭の質問です。
Q.ランチタイムもディナータイムも全くお客さんの居ない高級フランスレストラン。
でも、長年、潰れずに営業をしています。
なぜ、潰れないのでしょうか??
不思議ですよね。
飲食店と言えば、売り物はランチやディナーです。
それが売れていない状況なのに、潰れないって。
土佐洋メンバーにも聞いてみました。
「分からないなー」
「給食とかやってるんじゃない?」
「お土産を販売してるとか?」
いろいろと考えてくれました。
ありがとうございます。
ちなみに、答えはこれでした。
A.アイドルタイムに主婦向け料理教室を開催している
高級フランスレストランとしては、
アイドルタイムに料理教室ができる。
主婦としては「高級」なフレンチの師匠に
学べるというブランドが付く。
お互いにメリットを出しているんですね。
ちなみに、このクイズの出展はこの本です。
「固定観念を脱却し、いろいろなアイディアを自由に発想する」
という意味合いで、最初に紹介させて頂きました。
社員さんも一生懸命にセミナーに取り組んでくれて
実行計画を考えたり、発表したりしてくれました!
<追記、、、というか、本番は懇親会(笑)>
そして、夜は花まぐろで懇親会!
土佐洋グループの「まぐろ」はヤバいです!
元々、まぐろ漁船を作っていた土佐洋が
「せっかく、船作ってるんだし、釣りに行くか」
と、まぐろを獲りに行き始めました。
すると
「せっかく、まぐろ獲ってるんだし、店出すか」
と、いちばん船や、花まぐろをつくったのです。
普通、まぐろを釣ってくると
仲買業者にまぐろを持って行くのが普通ですが、
土佐洋グループでは、先にいいマグロだけ抜いちゃうのです!
だから、いいマグロがお店で出てくるのは必然!
これは「カマトロステーキ」です。
肉のような噛み応えもあり、絶品!
カツオのたたきも、高知なのでもちろんあります。
もー、オススメなので、
高知市内では「花まぐろ」
須崎市内では「いちばん船」に行ってみてね!
ちなみに、前回の土佐洋さんでのセミナーの一部がこちら
<一人ひとりが会社の代表~主体性を持つ~>
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。