【花王「アタック」は25周年記念 歴史を語るパッケージで売上アップ!】
【花王「アタック」は25周年記念 歴史を語るパッケージで売上アップ!】
おはようございます。松浦 陽司です。
私は37歳、歴史を語るにはまだまだ早いお年頃です。
花王株式会社(社長・尾崎元規)
アタック25周年『アタックバイオEX イノセントローズの香り』
アタック25周年『アタックNeo イノセントローズの香り』
2012年3月数量限定発売!
普段、何気なく使っている洗剤ですが、改めて「25周年」とパッケージに書いてあると、
「そんなにロングセラーなんだ、買ってみようかな?」という購買動機になります。
ちなみに「アタック」は1987年春、世界初のコンパクト洗剤として誕生しました。
キャッチフレーズの「スプーン1杯で驚きの白さ」は有名。
25年間、日本国内売上No.1を維持し続けています。
その努力は製品の品質はもちろん、パッケージもいろいろな努力をされています。
製品の機能性以外に、こういった歴史も「商品価値」になるんです。
ぜひ、しっかりとパッケージでお客さんに訴えたり、
あるいはイベントなどを開催したいものですね!
こう言った歴史パッケージは実はいろいろとあるんです。
エースコックのスープはるさめも天面に「10th」の文字!
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11186177756.html
森下仁丹は「JINTAN116」という116周年記念パッケージ
・・・なんと切りの悪い(笑)
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11227924323.html
さりげなくパッケージで歴史を語ることって、大事ですよ。
さて、ここで中小企業に置き換える勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナー!
先日、seedさん(http://www.e-seed.info/)で社内セミナーを開催させて頂きました。
その時に南美春社長が
「あ、うちも9月から10周年だ!イベントしなきゃ!」と言われていました(笑)
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11226282595.html
そんな風に、自社の歴史を忘れていることってあるかと思うんです。
別に会社創業から○○周年でなくてもいいんです。
この商品は20年。
私は社長就任15年。
営業所開設5年。
いろいろな歴史を忘れていないか思い浮かべてみてくださいね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。