【PUMA「Clever Little Bag」(クレバーリトルバッグ)はエコパッケージ】
【PUMA(プーマ)「Clever Little Bag」(クレバーリトルバッグ)はエコパッケージ】
おはようございます。松浦 陽司です。
パッケージでエコを考えるきっかけになることがあります。
ではそのエコを実践しましょう!
PUMA(プーマ)の「Clever Little Bag」(クレバーリトルバッグ)!
紙の使用量を65%削減しちゃったパッケージです。
もはや「箱」じゃないパッケージになりました。
①不織布バッグ
②段ボール
この2つのパーツの組み合わせです。
段ボールが仕切りになっています。
だから靴を薄紙で巻くこともない。
にくいところが段ボールの壁。
4つの壁がわずかに内側に傾いている構造になってます。
だから、店頭で積み重ねてディスプレイすることができるんです。
不織布に入っているので、このまま持って帰れます。
紙袋やレジ袋も不要になります!
これが素晴らしい!
買ってもらった後も、パッケージが営業マンとして活躍してくれます!
2011年アメリカ導入で、2015年までに現行パッケージからの移行が完了する予定です。
日本には今年入ってくるそうなのですが、
・・・見た人がいたら教えてください!
さて、ここで中小企業向け勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナー!
「今の箱がベスト!」
そのように思いこまないでください!
形を変えるだけで売れることもあるんです。
じっくりコトコト煮込んだスープは
箱、スープカップ、缶で3つの市場を創ってます。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11060256638.html
ブラックブラックガムは、タブレット→ボトルで
仕事の机の上という市場を手に入れました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11256296696.html
パッケージを違う形状にするだけで、新商品が開発できることもありますよ!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。