【福砂屋のフクサヤキューブカステラの4つめの秘密 変形ケースの理由は食べやすさ】
【福砂屋のフクサヤキューブカステラの4つめの秘密 変形ケースの理由は食べやすさ】
おはようございます。松浦 陽司です。
福砂屋シリーズの4本目です。
ご覧の通り変わった形態のカステラですね。
変形パッケージというのはそれだけで目立つ、買う理由になるんです。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11240956926.html
カステラと言えば、一斤とか一本とか、大きなものを想像します。
・・・が、このように小分けにされています。
真中からペリペリっと、ケースを破いて、
最後まで破いて、
パカッ!
しかも中身は2つになって食べやすくなってます。
もちろん、カットする手間も省けています。
お客さんにとって、食べやすい!
今のお客さんはカットするのも面倒なんですよね。
こうやって最初っから、切り分けてあったらすごい便利です。
ナイフも要らない!
食器も要らない!
すぐに食べられる!
もちろん、生産性は落ちるでしょう。
しかし、お客様満足は上がります!
本日の中小企業向け勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナー!
ここまでお洒落なのはなかなかできなくても、
「小分け」にするだけで商品開発できます!
ニッポンハム麻婆もやしは2~3人前×2回分の小分け
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11176792432.html
日乃出本店 ぶどう饅頭は9本入りから3本入りになって売上をつくった。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11035609930.html
自社商品の小分けで商品開発、考えられてみませんか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。