【大塚製薬さんのソイカラのパッケージプチ秘密。コンセプトを込めて、機能性・保管性を高める】
【大塚製薬さんのソイカラのパッケージプチ秘密。コンセプトを込めて、機能性・保管性を高める】
おはようございます。松浦 陽司です。
K-POPが流行ってますが、とてもついていけていません(笑)
KARAをCMに使っている大塚製薬の「ソイカラ」
大豆の食品として2012年4月に発売されてヒット中です。
K-POPアイドルってみんなすごいスタイルがいいですよね。
ウエストもきゅっとくびれています。
ソイカラパッケージもきゅっとくびれています。
真中あたりがきゅっとくびれているでしょう。
これは単にVノッチと呼ばれる切り込み口を大きく加工したものではあります。
これが商品コンセプトの「ヘルシー」をパッケージで表現しています。
さらに、この真中のくびれの部分で
「食べ残しても、ここで折りたたんで保管できますよ」という機能性もあります。
パッケージの工夫としては
①Vノッチを通常の上の方と、真中の2カ所に付けた
②真中のVノッチは大きめに
この2つになります。
そこに
①腰のくびれをイメージ
②保管しやすい機能性
2つの価値を付け加えた訳ですね。
コンセプトのところな流石という感じです。
このVノッチ2カ所というのは、中小企業でも簡単に真似できるところです。
お客さんの保管の便利性アップにいかがでしょう?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。