【「どんな商品か?」よりも「どんな体験ができるのか?」】
トンカツ弁当には「トンカツ弁当」
から揚げ弁当には「から揚げ弁当」
このネーミングでも悪くはないのですが、
「新たなる価値の創造」するようなネーミングではないですね。
築地青木さんお弁当が面白い!
飲食店用雑誌「スマイラー」に掲載して頂いた記事を元に
パケTube解説させていただいたのですが、
好評だったので、ブログにも書き下ろしておきます。
文字を読むのが面倒な人はこちらを見てね♪
その築地青木さんのお弁当がこちら!
別に変ったお弁当ではないように見えるのですが、、、
実はネーミングが変わっています。
「会議活性化弁当」
といいます。
どういうことかというと、ちゃんとパッケージを開封した後のカードで解説してくれています。
簡単には
・脳を活性化させる成分
・精神的な疲れを取る成分
・咀嚼による脳を活性化
などの効果があるような食材を選んでいるということ。
だからこそ「会議活性化弁当」なんだ!
なるほどなー。
しかも、さらにおしゃれなのが
「言葉のデザート」なるものがついているそうでうs。
迷ったらどっちが面白いかで決める
いいことも悪いこともイメージは現実化する
どんな困難も、それは乗り越えるためにある
こんな感じで、40種類くらいの「言葉のデザート」が用意されているそうです。
うーん、アイディアに煮詰まったときに
「迷うなー、そうか。面白いほうに決めるか」
なんて、決断の後押ししてくれるかもしれませんね。
とんかつ弁当、からあげ弁当のように
「どんな弁当か」よりも
「この弁当を食べたら、どんないいことが起こるのか?」
「そして、さらにお客様に楽しんでもらう工夫は?」
そんなことを感じる「会議活性化弁当」ですね♪
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。