【SDGsパッケージ3選】~目標8 働きがいも経済成長も~
脱プラだ!
水の豊かさを守れ!
パッケージによるSDGsのことを考えると
基本的にはこういう話になります。
これはSDGsの
目標14 海の豊かさを守ろう
これに直結します。
具体的には
パッケージを小さくしたり、
プラの厚みを薄くしたり、
リサイクルしたりすることが必要です。
これについて、もちろんパケマツも取り組んでおります!
<事例1 先日紹介した、長谷川農園のレンコンパッケージ>
元々、230㎜×340㎜のサイズの既製品パッケージを使ってました。
・・・が、結局、封をした後に毎回40~50㎜を切り飛ばしていた(汗)
オリジナルパッケージを製作することによって
サイズを40㎜カットの、230㎜×300㎜にしました。
このことにより、40㎜のプラ削減!
そして、カットの手間もなくなりました。
パッケージの変更によるプラ削減です!
<事例2 ハレルヤスイーツキッチンの何度も使えるレジ袋>
こちらのレジ袋ですが、ハレルヤスイーツキッチンさんでは無料で配布しております。
レジ袋を無料で配布しているところは、
原材料にバイオマスを配合しているところが多いのですが、
ハレルヤスイーツキッチンさんは違う方法をとりました。
それは、厚みを50μm(0.05㎜)以上にすること!
「この袋は50μm以上あり、繰り返し使うことが推奨されています」
と書かれており、実際に厚いので何度も使えます。
パッケージによるSDGsリサイクルですねー。
ハレルヤスイーツキッチンさんの取り組みはさらにこちらで解説されております。
<事例3 労働時間が1/3くらいになった白滝製麺の半田素麺パッケージ>
SDGsには「目標8 働きがいも経済成長も」って観点もあります。
つまり、労働時間が短くなるということは、生産性をアップして、この目標8に近づいているってこと。
白滝製麺さんではもともと、このパッケージが基本でした。
1把、1把、丁寧に梱包するので、非常に手間と時間がかかっていた。
一部の商品を、この5把入りパッケージに変更しました。
すると、同じ5把を梱包するのに
時間が1/5とは言いませんが、1/3くらいになりました。
これによって、内職の方が早く帰れるようになった。
パッケージによる経済成長ですよね!
こんな風に、さまざまなパッケージによるSDGsに取り組んでおります。
また、いろいろと紹介させて頂きますね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。