【パッケージの入り数を変えるだけの新商品開発】
「ねーねー、スーパーでヨーグルトとか、プリントか売ってるわよね」
「売ってますね」
「ヨーグルトは4個入りで、プリンは3個入りのパッケージで売ってる時が多いよね」
「そうですね」
「なんで?」
「え?!」
さー、このチコちゃんの質問に答えられる人はいるだろうか?
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
あなたの予想の答えは何ですか?
「陳列棚にぴったりだから?」
「分けやすいから?」
・・・ボーーーーと生きてんじゃねーよー(笑)
実はこれ、実際に「チコちゃんに叱られる」で
過去に放送されたネタ。
チコちゃんの答えは
「お父さんが食べないから」
どういうことなんでしょうね?
カッププリンなどが販売され始めた1970年代。
多くの家族は父、母、子供2人の4人家族!
朝に家族そろってヨーグルトを食べます。
だから、4個パッケージ。
そして、当時は高度成長期で、お父さんたちはモーレツに働いていた。
だから、なかなか家に帰ってこない(汗)
そんなオヤツの時間にお父さん抜きで食べるから
プリンは3個パッケージになったんだそうな。
お父さんには悲しい結論のお話(汗)
そして時はながれ。。。
今はもっと世帯に住む家族数が減ってます。
ほとんどの家庭では3人、2人、1人と人数が減ってますよね。
だから、
ヨーグルトでも3個とか、2個のパッケージとかも増えてます。
食パンでも普通は5枚入りとか6枚入りのパッケージでしょ。
今は超熟でも、3枚入りとか出てますもんね。
(画像はAmazonより出展)
「パッケージの入り数を変えるだけの新商品開発」
こんな考え方もありますね!
この話を動画でも解説してます!
この動画の4分00秒くらいからです。
他のネタもあるので、ぜひ合わせて見てくださいね(^^♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。