【一言パッケージに添えるだけで、圧倒的に価値が伝わる商品になる】~喜多野安心市の「朝採り」シール~
たった、一言!
たった、一言添えるだけで、
伝わらない言葉が伝わることってありますよね。
「京都、行こう」と
「そうだ 今日と行こう」では劇的に言葉の力が違います。
「そうだ」って前に付けただけなんですけどね。
さて、パッケージに置いても同じことが言えます!
ワンポイントシールを貼るだけで、
劇的に商品価値が上がるのです!
さて、こちらの白菜をご覧くださいませ。
そして、左右を見比べてみましょう。
あなたなら、左右のどっちを買いますか?
圧倒的に左ですよね!
だって「朝採り」なんですから!
「あーーー、新鮮なのね」って
お客さんに伝わります。
こちらの「朝採りシール」をご採用頂いたのは
徳島県の藍住町にある喜多野安心市さんです!
地元の新鮮なお野菜が手に入る!
この喜多野安心市の専務である廣永工さんは悩んでいたんです。
「せっかく、農家さんが今日早く起きて収穫して採れた新鮮なお野菜が並んでいる。
これはすごい価値なのに、お客さんには全く伝わっていない。
どうやったら、お客さんに農家さんの努力、そして新鮮さが伝わるだろうか?」
そこで「朝採りシール」をご採用頂いたんです。
もう、たった一言のワンポイントシールをパッケージに貼るだけで
劇的に野菜の価値が上がっちゃいますね!
廣永工さんは
「これで価値が伝わる野菜になる」と大喜び!
ところで、このシールは、農家さんが作っているわけではないのです。
喜多野安心市さんが大量に(1万枚とか2万枚とか)作って、
1シート20枚ずつ、農家さんに販売しているのです。
そうなんです。
農家さん一軒で、いきなり1万枚とか作っても、、、使い切れない(汗)
そりゃ、個人農家だったとしたら、多すぎますよね。
ところが、喜多野安心市さんが取りまとめて
「田中さん、白菜に貼って、価値をアップさせない?」
「佐藤さんもよかったらナスビに貼りましょう。田中さんの白菜、よく売れてますよ」
こんな感じで、20枚単位で購入できるようにしているのです。
農家さんの負担も少ないっ!
喜多野安心市さんの農家さんにも優しい取り組みです。
パッケージにワンポイントシールを貼るだけで、劇的に商品価値が爆上げ!
そんなお話でございました!
↑
こちらのパケTubeもぜひ、ご覧ください!
廣永工さんが生の声で語っております。
そして、喜多野安心市さんの情報は
廣永工さんが毎日、ブログを更新中!
喜多野安心市の2代目が伝えたい!やさいの話とか、農業の話とか。
https://ameblo.jp/ko-831/
ぜひ、こちらも合わせてご覧くださいませ!
あ!
10月24日(土)の廣永工さんのブログで
ボクが登場しておりました!
ありがとうございます!
https://ameblo.jp/ko-831/entry-12633407022.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。