【ポッキー極細(江崎グリコ)って、何本入っているか知ってます?】
【ポッキー極細(江崎グリコ)って、何本入っているか知ってます?】
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦 陽司です。
パッケージには消費者に向けて2つの役割があります。
①ブランド的要素と②チラシ的要素です。
①ブランド的要素と②チラシ的要素です。
①ブランド的要素
一目見ただけで「あ、あの商品」だと分かるようにすること。
事前に認知されていることが大事です。
②チラシ的要素
一目見ただけで「お、この商品はこんな特徴があるのか」と分かるようにすること。
事前に認知されていないことを、伝えるために必要です。
さてさて、問題です。
問題「ポッキー極細は、何本入っているか知っていますか?」
答えは約「50本」です!
※まれに本数にバラツキがあるようです。
なんで知っているかは明白です。
パッケージに大きく書いてます。
このことが大事なんですね。
「50本も入っている」というのは消費者に対して大変なメリットです。
でも、パッケージ裏面の「内容量」まで見る人は少ないですね。
こうやってしっかりと消費者にとってのメリットをパッケージに書いておくことは重要です。
ポッキーくらいブランド力のある商品でも、
こうやってチラシ的にパッケージを活用されています。
貴方の商品の強み、メリットはなんでしょう?
アピールし損ねているなら、伝える工夫をしましょう。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。