【感性的な悩みをしない】~お父さんは人じゃない~
最近、HSPって言葉をよく聞きますよね。
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)
ボクが乱暴に訳すると
「気にしすぎ」な人。
(乱暴すぎてごめんなさい(汗))
他人が怒られているのに
自分がハラハラしたり
相手の気持ちを考えすぎて
自分の意見が言えなかったりするそうです。
そんなHSPは
「繊細さん」と呼ばれたりもします。
しかしながら、
京セラ創始者である
稲盛和夫さんの教えを
受けているボクは
「非繊細さん」です。
稲盛和夫さんはよく
「感性的な悩みをしない」
と教えてくれます。
「済んだことに対して、
いつまでも悩み、
心労を重ねるのではなく、
理性で考え、
新たな行動に移るべきです」
そんな考え方です。
ボクはこの考え方に共感してます。
しかしながら、
「感性的な悩みをしない」
考え方をしていると
時に衝突が起きることも。。。
今日は持論を語るというようりは
疑問提唱というか、
松浦の悩み相談と言うか、
ちょっと聞いて欲しいことがありまして
「感性的な悩みをしない」は大事だが
「共感」も大事ってことなんですよね。
1月上旬。
娘の凛が中学受験しました。
それから合格発表までの
一週間のお話です。
どうやら試験が
めっちゃ難しかったようで
凛は試験が終わってから
めちゃめちゃ心配しています。
「あぁ、どうしよう。
落ちたかも知れない」
共感する妻が言います。
「心配だ、夜も眠れない」
実際に夜中2時、3時まで
眠れない日々を過ごしたそうです。
ちなみに、ボクは毎晩
グーグー寝ていました(笑)
ある日、問い詰められます。
「私たちが心配しているのに
なぜ、お父さんはグーグー寝ているの?」
そこでボクの答えが
「心配しまくって、眠れない夜を過ごして
1%でも、合格確率が上がるなら、そうします。
でも、心配しまくって、眠れない夜を過ごしても
1%も、合格確率は上がらないでしょ?
だったら、心配しないで夜は寝ましょう」
うーーーーん。
これについて、全く共感が得られず
「理屈で分かってても
そんなことはできない」
とか
「お父さんは人じゃない」
などと言われてしまいました(笑)
うーーーん。
稲盛和夫さんの教えが通用しない(汗)
ボク的には完璧な理論なのだが。。。
家庭では
「感性的な悩みをしない」は大事だが
「共感」も大事なんだなー。
という話なのかも知れません。
受検結果はというと。。。
松浦凛さん!
志望校に無事に合格しました!
皆様、応援ありがとうございます。
凛は勉強、頑張ってましたからねー。
「凛の努力を知ってるから
お父さんは合格してるって確信してるよ。
だから、心配してないんだ」
と言ってあげた方がよかったかな?
「感性的な悩みをしない」は大事だが
「共感」も大事だな。
というお話でした!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。