【「夕方からの頑張りに!1本満足バー」が売れない商品から累計1億本に生まれ変わったパッケージ】
【「夕方からの頑張りに!1本満足バー」が売れない商品から累計1億本に生まれ変わったパッケージマーケティング™】
おはようございます。
パッケージマーケッター™の松浦陽司です。
2006年までは売れずに困っていた
「1本満足バー」(アサヒフードアンドヘルスケア)!
この商品が2006年秋よりパッケージリニューアル。
2012年まで累計で1億本を突破する大ヒットとなってます。
その理由ってなんでしょう?
ずばり、「パッケージ」と「ネーミング」です!
実は2006年より前は「シリアルバー」というネーミングでした。
これがお客さんには伝わらなかった。
そもそも、中身がなんなのかが分からない(泣)
そこで考えたのが、
「キャッチコピーのような商品名にしよう!」ということ。
「夕方からの頑張りに!1本満足バー」
これがズバリ!ビジネスパーソンの心を捉えたのです!
「あぁ、夕方に小腹が満たせるのね」ということがきっちり伝わったのです。
もちろん、パッケージも変わります。
それで累計1億本です!
ちょっと考えてみてください。
商品自体は変わってないんですよ。
ネーミングとパッケージが変わっただけです。
これだけ伝わり方、売れ方が変わるんですね。
あなたの会社の商品は「伝わる」パッケージになっていますか?
パッケージマーケティング™ってとっても大切ですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。