【間違った解釈を撲滅する「2つ掘り下げる」メソッド】
今、よく言われている
・午後8時以降の外出自粛
・飲食店での会食を控える
という言葉があります。
これを聞いて
って酒盛りする人がいるそうです(笑)
このような現象を
「メタメッセージ」と言います。
発信者の意図と
異なる意味で解釈されちゃう現象ですね。
さっきの場合だと
・午後8時以降の外出自粛
・飲食店での会食を控える
というから、「それ以外はOK」と
間違ってに解釈しちゃうってこと。
「メタメッセージ」が
起こらないようにすると
・外出するな
・会食するな
ってことになる。
うわっ、ちょっと
これは厳しすぎますね(汗)
それにしても
日頃にビジネス用語には
どうにでも解釈できる
「メタメッセージ」が飛び交ってますね(笑)
そんなときは
【2つ掘り下げる】
ってことで、
めっちゃ具体的になるんですよね。
ただ今、日創研の業績アップという
研修に通っております。
約5ヵ月間、お互いの会社の
業績を上げようということで
関わり合っています。
仕事の様子を、
週単位で全員で報告しあうのですが
「今週の反省を受けて、
今週はどうする?」
ということを書く
【改善点】というコーナーに
・人的資源を集中させる
・理解できるように勉強する
・がんばる
こんな感じのコメントが多いんです。
これを読んでも
なにをするか、分からない(汗)
・人的資源を集中させる
→なんか、集まればいいんだな
・理解できるように勉強する
→本でも読めばいいのかな?
・がんばる
→がんばる、、、長時間労働かな?
まあ、特に
「がんばる」
なんて、最悪です(笑)
なにをするのか、全く分からない。
間違った解釈を生む。
「メタメッセージ」の代表格ですね(笑)
こんな場合は、先ほどの
【2つ掘り下げる】
をすると、グッと分かりやすくなります。
・人的資源を集中させる
→田中さんを営業に集中させる
→そして、A社とB社とC社にzoom商談する。
ね!
2つ掘り下げるだけで、
「あー、田中さんがこうするんや」
って理解ができます。
他にも
・理解できるように勉強する
→顧客リストを見直し、
10社をピックアップ!
→鈴木さんが5社、
佐藤さんが5社に電話する。
・がんばる
→やみくもに仕事するのではなく
パレート分析を行う。
→上位20%の20社に、
改めてアポイントを取る。
うん、分かりやすい!
こんな感じ
【2つ掘り下げよう】
と、ビジネスに入れ違いが無くなります。
まあ、ボクも
「常にできているかどうか」
と言われると、
常にはできていないことですが(汗)
【2つ掘り下げる】
というのはビジネスにおいて
非常に重要なことです!
さーーーー!
今日も、とにかくがんばろう!
完全メタメッセージで締めちゃいました(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。