【売れないものをパッケージで売れるように】
①ジャイアン
②おぼっちゃまくん
③黒ひげ
この方たちの本名を言えますか?
本名は
①剛田武
②御坊茶魔
③マーシャル・D・ティーチ
って言われても
誰も知らんですよね(笑)
ところで、近年。
こういった「あだ名」が
学校現場から消えつつあるそうです。
平成25年に施行された
「いじめ防止対策推進法」
これによって「あだ名」が禁止!
田中さん
鈴木さん
名字に「さん」をつけて
呼ぶようにという指導が定着しています。
ただ、これによっても
特に「いじめ」は減っていないそうです。
ボクは現在、
タイアンドギーの
板坂裕治郎さん主催している
ブログセミナー89期神戸に
通っております。
この中では
奥ママ
シャケ
にゅー
などなど、
「あだ名」というか
「ニックネーム」で呼び合ってます。
本名、分からん(笑)
「ネーミングを変える」ことで
いつもと違う自分を
表現できることもありますよね。
パッケージの世界でも
「ネーミングを変える」ことで
売れないモノが売れることがあります!
あなたがお米屋さんの
企画部長だったとします。
ある日、
社長からこんなこと言われたんですよ。
「おい、企画部長!
ひとめぼれがめっちゃ余ってる。
もうすぐバレンタインやから
どーにか、売れないか?」
さーー、企画部長である
あなたはどうしますか?
チョコをつける?
パッケージをチョコっぽくする?
いろいろとアイディアはあると思います。
菊田屋米穀店という会社は
こんな風なパッケージ!
こんなネーミングで
ひとめぼれを発売しました!
いやー、こんなネーミングで販売されていたら
「あ、私の彼氏、
甘いもの好きじゃないし。
一人暮らしだし。
チョコより、お米の方が喜ぶな」
って思って、買ってくれますよね!
キューブタイプパッケージもかわいい!
お米って、本来は
バレンタインデーには売れないものです。
でも、売れちゃいました(笑)
「ネーミングを変える」ことで
売れないモノが売れる!
ってことが起こるのです。
そして、、、
さらに売り上げを2倍にしちゃいましょう!
あはははは。
まさか、ホワイトデーのお返しに
彼氏さんにまでお米を買ってもらうとは!
菊田屋米穀店の取り組み、
素晴らしいなー。
今ある商品の意味や価値を変えて
パッケージとネーミングを変えて
お客様に届けませんか?
本日はパケマツ事例ではないのですが
素晴らしい事例なので紹介させて頂きました!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。