【エクスペリエンスマーケティングで有名な藤村正宏氏がブログでパッケージの重要性を訴える】
【エクスペリエンスマーケティングで有名な藤村正宏氏がブログでパッケージの重要性を訴える】
というデータがあるんです。
消費者の86.5%の人が店頭で購買を決定するということは、皆、店に何を買うか決めないで行っているってことですよ。
最初にこのデータを見たときにはボクも、本当かなと思いました。
有名広告代理店のマーケティング室が調べたデータなんですけどね。
そして独自にいろいろ調べたり、ある機関に依頼して消費者アンケートをとってもらったりしたんです。
すると、やっぱり同じような数字がでるんです。
ほとんどの人が売場で、買うモノを決めているんです。
これは、スーパーやコンビニで売っている商品のネーミングにも現れています。
「じっくりコトコト煮込んだスープ」
「甘栗むいちゃいました」
「電子レンジでチンしてふくだけ」
「髪の毛集めてポイ」
等々、長い商品名のモノが売れています。
ネーミングで、中身がどういうものなのか語り尽くしている。
どういう商品なのか、わかりやすくなっているんです。
これだって「消費者の86.5%が店頭で購買を決定している」というデーターを元に、
パッケージでセールスしているわけですよ。
商品そのものが自分で広告しているってことです。
それだけ売場での広告が重要ってことです。
ということは、パッケージ(※)がとても重要だということになるわけです。
パッケージ(※)は重要な店頭での情報発信ツールです。
パッケージ(※)の書き方で売上が大幅に変わることもあるのです。
パッケージ(※)を見て、お客が購買を決定することは珍しくありません。
パッケージ(※)は、本来の目的ではないモノを欲しいと思わせることができます。
これはもう、優秀な営業マンが店にいて、商品をすすめている状態です。
しかも低コストで簡単にできるんです。
☆☆☆
パッケージのことを「優秀な営業マン」と表現してくださっております!
・・・え~と、すみません。
実は原文と一部、変えたところがあるんです。
それは(※)がついているところ。
原文ではPOPだったんです。
原文はこちら
http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-11454534014.html
でも、文章として完全になりたっているでしょう(笑)
いずれにしても、パッケージは優秀な営業マンですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。