【パッケージは販売促進物です!しっかりとホームページに誘導する明治のパッケージマーケティング】
【パッケージは販売促進物です!しっかりとホームページに誘導する明治のパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
先日はドメインとパッケージの話をさせていただきました。
(詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11455585776.html )
明治製菓のブランド商品である「カール」があります。
2002年、カールのホームページにアクセスが一向に増えませんでした。
一体、何故でしょう?
理由はすごく簡単。
パッケージにURLを記載してなかったんですね(笑)
その後、商品パッケージにURL記載を始めると、
それに呼応するようにアクセス数が増えました。
明治製菓が必ずURLを記載するのはこの失敗が元になっているんですね。
もうちょっと語らせて頂きますと、URLだけよりも効果的な方法がありますね。
それは2点
①検索キーワード
②QRコード
http://・・・って、なかなか打てませんから。
①検索キーワードや、②QRコードを記載すると更に誘導しやすくなります!
更にさらに、明治製菓さんが注意していることはドメインです。
www.企業名
www.商品名
こんな感じにドメインを設定します。
これでお客さんに分かりやすいんですね。
「プッカ」の時に「pucca.tv」とドメインを付けると、
まさか、「.tv」がURLと理解されなかったこともあるそうです。
だからドメインはしっかりと「.jp」と統一しているそうです。
もちろん、「.com」という選択肢もあるのですが、
それでは「日本」と分かりませんからね。
なにはともあれ、パッケージにURL(ドメイン)を記載するのは最低限の常識だと言っても過言ではないでしょう。
ちなみに、パッケージとブランドの関係8ネタ紹介させて頂きます。
①パッケージとネーミングの関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11451445898.html
②パッケージとキャラクターの関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11452859753.html
③パッケージと色の関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11453580999.html
④パッケージとキャッチコピーの関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11454223091.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。