【受験生応援パッケージ グリコ DOMBURI亭。受かるじゃが、勝て勝て!カフェオーレ…他】
【受験生応援パッケージ グリコ 「DOMBURI亭」「受かるじゃが」「勝て勝て!カフェオーレ」…他】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
前回、GAんBAれ受験生GABA(ギャバ)の記事を書きました。
(前回記事 http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11469611266.html )
今回はその続きを。
グリコさんはこう言った「受験生応援パッケージ」で
いろいろと商品展開をされております。
DONBURI亭
がんばる受験生への応援メッセージなどが入ってます。
勝て勝て!カフェオーレ コーヒー濃い目
カフェイン2.5倍で受験生の眠気対策に
パナップ
こちらも頑張る受験生向けでスマイルパナップになってます。
ジャイアントコーウン
よく見ると、「コーン」ではなく、「コーウン」になってます。
こんな風にいろいろと受験生向けパッケージを展開してます。
なんでこんな展開をするのでしょう?
私は3つの狙い(①単純に受験生応援②購買層を広げる③ブランド化)があると考えます。
①単純に受験生応援
これは見ての通り。
②購買層を広げる
「受験生向け」とすることで、今まで買わなかった層の人が買いますね。
●「うちの娘も頑張っているから、今日も買ってあげようか」
→それでお母さんが買う。
●「私のストレスを解消してくれるなら買ってみようか」
→それで学生が買う。
こんな感じです。
③ブランド化
「そう言えば受験のお供に“受かるじゃががあったよなぁ~”」
こんな気持ちが受験生に宿ります。
すると、なんでもない時でも受かるじゃがを思い出すようになるんです。
お客さんの心の中に「ブランド」として花開くのです。
(ブランド再生と再認 http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11450147437.html )
単に奇をてらってこんな特別パッケージをつくっている訳ではないのです。
こうやっていろいろな意味が込められているんですね。
さて、あなたはパッケージにどんな意味を込めていますか?
すると
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。