【正解はひとつじゃない 可能性を考えてみよう】
「最近ではあるものを利用し、
家にいたままで買い物が
できるようになりました。
何を利用していますか。
カタカナ7字で書きましょう」
※大人に読みやすいように
漢字を少し変換してます。
さてさて、あなたの答えは??
アマゾン、、、は4文字か。
楽天、、、は漢字か。
ちなみに、ドリルの模範回答では
「インターネット」でした!
しかし、ちくわぶさんの娘の回答が
秀逸すぎて、話題を集めています。
「ウーバーイーツ」
なるほどね!
この投稿は、なんと!
ウーバーイーツ公式Twitterから返信あり!
「100点中200点満点です」
お墨付き正解を頂いたそうです(^^♪
まあ、そもそも
「インターネット」は最近でもないし
「正解が一つ」なのが問題!
本日のテーマは
正解はひとつじゃない
可能性を考えてみよう
で行ってみよーーー!
一昨日と昨日は
日創研の業績アップ研修第4講でした。
その中で宿題になったのは
ちょっと前にも書いたけど
ポートフォリオという宿題。
「ポートフォリオってなんやねん」
って方に、こんな感じです。
例えば
縦軸に「売上」が「高い⇔低い」をとる。
横軸に「利益率」が「高い⇔低い」をとる。
具体的に数字があった方がいいですね。
売上が「1000万円より高いか低いか」
利益率が「30%より高いか低いか」
そこにお客様を当てはめていきます。
例えばこんな感じになります。
よく分かりますね!
「なるほど!
売上も利益率も高いお客様は攻める!
B社にはどんどん提案しないと」
「うーん、これは。。。
売上も利益率も低いD社は
今後、どうしたものか?」
なんて感じですね。
こうやって、ポートフォリオするのって
現状分析でとっても大事なのです。
・・・ちょ、待てよ!
これでいいのか??
いや、これが正解なのか?
可能性は他にはないのか?
実はこれはパケマツが
過去にやった過ち。
これだと
売上高く、利益率が低いA社は育てて
売上低く、利益率が高いC社は守るようになります。
でもね。
でもね。
うーーーん。
利益率の低い会社を育てていいんだろうか?
そこで、考え直して
縦軸と横軸を入れ替えました!
縦軸に「利益率」が「高い⇔低い」をとる。
横軸に「売上」が「高い⇔低い」をとる。
すると、こうなります。
なにか、変わったの気づきますか??
攻めるB社と
捨てるD社はそのままですが
あれれ?
A社と、C社が入れ替わってる!!
そうなんです。
縦軸と横軸を入れ替えるだけで
こんな風にポートフォリオの位置が変わるんです。
利益率が高く、売上が低いC社を育てる。
利益率が低く、売上が高いA社を守る。
こんな風になりました。
ポートフォリオを考えるときに
こうやって縦軸と横軸を入れ替えて
考えてみるのも面白いですよね。
正解はひとつじゃないから。
ちなみに、縦軸に
「より大切にしたい価値観」を入れた方が
一般的には上手く行きます。
※逆張りして成功する例もありますが
本日のテーマは
正解はひとつじゃない
可能性を考えてみよう
でした。
あなたの頭の柔軟体操になれば嬉しいです(^^♪
業績アップで共に学んでいるメンバー!
ありがとうございます。
<おまけトーク>
こちらのポートフォリオについて
別角度で解説している動画があります。
よかったら、
合わせてご覧頂けると嬉しいです!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。