【スーパーマイルドシャンプー1995年4代目パッケージは売上減?ブランド資産価値を失った?】
【スーパーマイルドシャンプー1995年4代目パッケージは売上減?ブランド資産価値を失った?】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
スーパーマイルドシャンプーは1988年誕生以降、
12代目にわたる商品リニューアル・パッケージデザイン変更が行われております。
(2013年現在)
その中で、一度、売上が落ちたことがあるんです。
それは1995年の4代目パッケージでした。
(ちょっと画像が小さくて、よく分からなくてすみません)
なぜ?売上を失ったのか?
それはブランド資産価値を手放したから。
スーパーマイルドシャンプーといえば、縦並びのロゴが特徴でした。
一貫性を持って、そのロゴでした。
ところが、4代目パッケージのみ、横並びロゴのパッケージになったんです。
これによって、培ってきたブランド資産を失ったんですね。
お客さんが店頭でスーパーマイルドシャンプーを見つけにくくなりました。
売れ行きが落ちました。
もちろん、5代目パッケージからは縦並びロゴのパッケージに修正!
売上は戻りました。
ちょっとしたことで売上を左右するって恐いことです!
※
他のブランド資産価値を失って売上が下がる事例
【ブランド資産価値を活かさずに売上ダウンも、その後、見事な復活! オムロン けんおんくん】
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11123425871.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。