【経営理念共有のために わが社の取組 ベストオフィスクリエイション 塚越ひとみ社長】
【経営理念共有のために わが社の取組 ベストオフィスクリエイション 塚越ひとみ社長】
2013年4月15日(月)
日創研 徳島経営研究会 理念例会
経営理念共有のために わが社の取組
ベストオフィスクリエイション 塚越ひとみ社長の講演が行われました。
社長である旦那様の突然の死、そして突然の社長就任。
学びの大切さの理解、
社員さんとのコミュニケーションなどについて感動的な講演を聞かせて頂きました。
私の学びのポイントを5つに纏めてみます。
①社員さんと共に育っていくためにどうするか?
経営者は学びと実践を急ぎ過ぎるもの。
大事なことではるのですが、社員さんがついてこれなくなる場合が多々ある。
そのことについては
「まずはNo.2を育てることが大事」と言われました。
理念の伝道師である社員さんがいることで、
突っ走り過ぎる社長と、社長の思いを十分に理解できていない社員さんとの「仲介役」になってくれる人の必要性です。
②社員さんに感心(愛)を持つ
そして、それ以上に「社員さんに感心(愛)を持つ」ことの
大切さを教えてくださいました。
「○○君、最近、元気ないな」
「××さん、髪型変えた?」
ささいな社員さんの変化に気づくことです。
・社員さんの誕生日を知っているか?
・家族構成を知っているか?
・性格は?
・どのくらいコミュニケーションをとっているか?
・どのくらい自己開示してつきあっているか?
なども非常に大切です。
③仕事の意義・目的
「なんのために」その仕事をしているのか、きちんと伝えることです。
「パッケージ業はなんのため?」
「朝の挨拶はなんのため?」
「机を拭くのはなんのため?」
仕事の意味・目的を伝えることです。
④委員会活動
社員さんが毎日、毎週、毎月、毎年、
輝ける場を作ってあげることです。
ベストオフィスクリエイションさんでは特に
「女性社員の活用」ということで、女性が輝く委員会活動もされているようです。
⑤理念から生まれる方針の徹底
方針は「スピード」とのことです。
その「スピード」の実行に対して、
・3歩以上は駆け足
・準備8割で対応
・即返答する
などの行動計画もしっかりと決まっているそうです。
この5つがパッケージ松浦に取り入れたいと思ったことでした。
「喜べば、喜びごとが、喜びを連れて、喜びに来る」
塚崎ひとみさんが言われていた、こんな会社を目指していきます!
有り難うございました!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。