【コロンブスの卵的発想 カップヌードル プラ大削減パッケージ】
いや~、やっぱりやってくれましたね。
日清 カップヌードル!
衝撃の「年間33トンのプラ削減」
しかも
「苦労して、なんとか削減」
ではなくて
労力は一切、使わない削減!
「その手があったか」という
単純明快発想!
その秘密とは。。。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上8倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの松浦陽司です!
本日のテーマは
コロンブスの卵的発想
カップヌードル
プラ大削減パッケージ
で行ってみよーーー!
昨日のブログで紹介させてもらった
カップヌードルのTwitter
↓
さようなら、全てのフタ止めシール。#西暦2021年6月4日11時発表 pic.twitter.com/sJyN3h6yXF
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 3, 2021
フタ止めシールを廃止して
その後、どうなるのか?
ボクはめっちゃ注目してました。
そして、昨日の午前11時に
ついに、発表がありました!
それがこちら
↓
発売50年を機に、カップヌードルの底に付けていた「フタ止めシール」を廃止することにしました。これで年間33トンのプラスチックが削減できます。じゃあどうやってフタを止めたらいいの?っていう方、動画をご覧ください。#世界環境デー #環境の日 #順次切替予定https://t.co/fC9WjivvJV pic.twitter.com/hXHex38wwF
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 4, 2021
どういうことかというと
50年目の大刷新!! “Wタブ” でフタ止め感UP!!
ってこと!
今まで「フタ止めシール」を付けてたのを
「Wタブ」というとっても簡単な
パッケージリニューアルで補ってます。
よくあるSDGs的パッケージリニューアルって
「プラスチックの袋を、紙製に変えました」
とかあります。
あれって、コストがかかってるんですよね。
例えば「レジ袋を紙袋をに変える」
というパッケージリニューアルの場合
紙パッケージはコストが
5倍も、10倍も高いのです。
企業は金銭的負担を負いながら
言わば、血を流しながら
SDGsに取り組むことになります。
ところが、カップヌードルさん!
これは「血が流れてない」んですよ。
単純に「フタ止めシール」がなくなりました。
そのおかげで
年間33トンのプラ削減!
そして、余計に対価を払ったか?
いえ、払っていません。
そもそも、切り飛ばしていた
蓋の余白部分を活かしただけの
パッケージリニューアルです。
「付け足した」わけじゃない
「フタ止めシールを失くして
切り飛ばしていた部分を活かした」
パッケージリニューアルです。
なんと、コロンブスの卵的発想!
厳密には「抜型代」だけは
血を流した(費用を出した)のですが
それでも、そんな費用は
フタ止めシールを失くした分
すぐに元が取れますよね!
いやー、今日はこの
カップヌードルの
パッケージリニューアルに興奮しちゃって
パケマツ事例の紹介ではないのですが
ブログをお届けさせて頂きました。
パケマツもこんな発想!
していかないとなーー!
本日のテーマは
コロンブスの卵的発想
カップヌードル
プラ大削減パッケージ
でございました。
あなたの今日一日が
「コロンブスの卵的発想」
のある一日になりますように!
<おまけトーク>
コープに買いに行くと
カップヌードルに酷似した
カップ麺がある。
コープヌードル(笑)
今回は他社事例でしたが
パッケージ松浦では
「売れるパッケージ」を
お客様と共に開発しております。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える!
パケマツの採用事例を
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。