【アイコニックカラー(象徴的な色)でなくアイコニックスタイル(象徴的な形)「あさりのしぐれ煮」】
【アイコニックカラー(象徴的な色)でなくアイコニックスタイル(象徴的な形)の「あさりのしぐれ煮」パッケージ】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
パッケージでお客さんの心に
商品の特徴を「ズバッ」っと訴えることって大切ですね。
一般的に消費者が店頭でパッケージに目を留めてくれる時間は2秒と言われております。
この2秒で伝えないといけません。
そこで良く使われる手法が
「アイコニックカラー」(象徴的な色)を使ったパッケージ。
チョコレートのパッケージって茶色が多いですね。
それはカカオの茶色を象徴してます。
バナナのお菓子のパッケージって黄色が多いですね。
それはバナナの黄色を象徴してます。
お客さんに伝わりやすいからですね。
(アイコニックカラー詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11417137812.html )
今回は「色」でなく「形」から伝えていきます。
「あさりのしぐれ煮」
「しじみのしぐれ煮」パッケージです!
どうですか?
この「アイコニックスタイル」(象徴的な形)というべきパッケージ形状。
あきらかに、あさり、しじみを連想させますね!
パッケージを見るだけで
「あ、貝だ」って分かりますね。
こうやってパッケージの色、形からお客さんの視覚に伝えること。
本当に大切です。
2秒が勝負ですから!
さて、「コーラ」と言われて、貴方は何を思い浮かべましたか?
A.真っ黒い液体
B.コーラの赤いパッケージ
Aを選んだ人は少ないのではないでしょうか?
色の決め方には「アイコニックカラー」と違う決め方もあります。
「ブランドカラー」といいます。
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http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11418032846.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。