【入数を変えるだけで売れるようになるパッケージマーケティング 高知県 みょうがの事例】
【入数を変えるだけで売れるようになるパッケージマーケティング 高知県 みょうがの事例】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
「高知県のみょうがが入数を変えただけで売れた!」
そんなテレビニュースを見ました。
その農家さんは、以前はこう思っていたようです。
「お客さんは多ければ喜んでくれる!」
「だから、パッケージは大入りだ!12入りだ!」
これが全然、売れなかったそうです。
「えぇ~、もっと欲しいのか?」
「それじゃ、18入りだ!」
ますます、売れなかったそうです。
悲しい話です。
ある時、パッケージについて相談をします。
そこで得たアドバイスが「小分け」です。
「お客さんは大入りなんて欲しくないよ、便利な単位がいいんだよ」
そこで「3入りパッケージ」に変えたんですね。
それで売上激増です!
とっても単純なことなんですが、私たちに大きな気づきを与えてくれます。
時代と共に価値観は変わります。
一家族三世代、6人~8人住んでいるような時代ではありません。
単身生活(一人暮らし)と核家族(2~3人暮らし)の割合が増えてます。
2008年の調査ですが、
単身生活者 24.9%
核家族 59.8% になってます。
つまり、家族構成が3人以下のところが、84.7%になるんです。
(関連記事 http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11352585935.html )
お客さんが望む最適パッケージ、最適な入数!
これを考えると商品開発に役立ちます。
(今回の画像はイメージです。お許しください。)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。