事業継承時より売上10倍 パッケージに思いを込めた 鳥取代表 平尾とうふ店
「延命治療はせん」
田村淳さんの母親は
そのように宣言。
実際に亡くなる前から
お葬式やお墓の準備もされ
何よりも、残される
夫や子供たちの
心のケアを考えて
この世を去られたそうです。
まさに「母親代表」
するような生き方。
ボクは何かを代表するよう
生きられているかな?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの松浦陽司です!
本日のお話は
事業継承時より売上10倍
パッケージに思いを込めた
鳥取代表 平尾とうふ店
で、行ってみよーーーー!
冒頭の田村淳さんのお母さんですが
めっちゃ、エンターティナーです。
自分の葬式の時に
リクエストし、
実際にかかった曲が
ベイ・シティ・ローラーズ
サタディ・ナイト
考えられないですよねー!
さすがの田村淳さんも
「母ちゃん、俺より芸人」
と思ったそうです(笑)
こんな残られる人の
心のケアをし
「母親代表」するような
生き方をされました。
この「何かを代表している」
って気持ちが非常に重要なんです。
昨日は鳥取県の平尾とうふ店!
平尾隆久さんとzoomで対談!
平尾とうふ店さんの商品は
「鳥取代表」を名乗っています!
鳥取県の形をした
シールがかっこいい!
鳥取代表 平尾揚げ
「俺が鳥取を代表するんだ」
って気持ちが溢れてますね!
どうしてこの
パッケージになったのか??
2015年に平尾とうふ店さんに訪問。
その時に継承時の想いを
ボクに語ってくれたんです。
平尾とうふ店は
おじいちゃん、おばあちゃんが創業で
父さん、母さんが継がず。。。
平尾隆久さん自身も
車が好きで、車の会社で
働いていました。
ある日、おばあちゃんが
平尾さんに話しかけました。
「隆久、ばあちゃん、
もう、豆腐屋辞めるわ」
この時に、平尾さんに
スイッチがバチっと入ったのです。
「大好きなじいちゃん、ばあちゃんの
鳥取を代表する
豆腐を失くすことは許されない!
平尾とうふ店は俺が継ぐ」
スパっと車屋を辞めて
平尾とうふ店に入社したんですよね。
熱い!これは熱い想い!
これはリニューアル前のパッケージ
「油あげ」という品名だけでは
差別化ができないなとい。
平尾さんの熱い想いが届かない!
そこでボクから
「鳥取代表を名乗りませんか?」
と提案させてもらったんです。
パッケージも大胆にリニューアル!
大きくポイントは3つ
①「鳥取代表」を名乗り
シールを鳥取県の形に!
②「油あげ」ではなく「平尾揚げ」
ネーミングで名前を名乗る潔さ!
③ポリ袋をタートルパックと言う
高級感のあるパッケージに変更!
これが売り場で非常に好評!
「鳥取代表ってなに?」
「鳥取県の形してる!」
こんな感じで認知度も
上がっていきました!
すると平尾さんは考えました。
「油あげだけじゃなく
豆腐も鳥取を代表するような
パッケージでなくては!」
おぼろ豆腐
油あげだけでなく
豆腐にもシールを
貼るようになりました。
木綿豆腐
鳥取の形がブランドを
広げるのに役立ってます。
「ところで鳥取代表って
大げさなんじゃない?」
って思う方が
いらっしゃると思います。
もちろん「鳥取代表」として
「味」も極めていきますよ!
こちらの絹豆腐の
パッケージをご覧ください。
金賞受賞シール
パッケージに
キンピカに光るシールが!
これは2018年!
全国豆腐品評会 第4回 中国四国大会
見事に最優秀量を取った証のシール!
中国四国から集まった
49種類の豆腐の中で最高峰に!
これはすごいことです。
「鳥取代表」
この言葉を掲げることで
パッケージを鳥取代表に!
もちろん味も鳥取代表に!
改良していった結果です!
昨日、お話を聞くと
「2014年の事業継承時より
会社の売上が10倍になってます」
とのこと!
いやー、がんばってるなー!
これは嬉しいなー。
まさに、鳥取代表する生き方!
いつもその経営姿勢を見習ってます。
本日のお話は
事業継承時より売上10倍
パッケージに思いを込めた
鳥取代表 平尾とうふ店
でございました。
「えー、平尾とうふ店さんの
豆腐、食べてみたいんだけど」
と思ったアナタ!
平尾とうふ店さんの
豆腐は全国どこでも
オンラインショップで購入できます!
https://shop.hiraotoufu.com/
ぜひぜひ、ご賞味くださいませ!
ボクのおススメはこの
「平尾とうふセット」
1800円です!
<本日のお客様>
平尾とうふ店(法人名 クベル)
https://hiraotoufu.com/
鳥取県鳥取市河原町佐貫1206
0858-85-2240
営業時間 9:00〜19:00
定休日 日曜・月曜
<おまけトーク>
平尾とうふ店さんの
パッケージブランディング事例を
より詳しく!
ブランド・マネージャー認定協会主催!
ブランド事例共有会でお話させて頂きます!
平尾とうふ店さんの事例と
もう一つ、事例をお話する予定です。
2021年8月26日(木)
15:00~16:30
※オンライン開催のみ
<テーマ>
パッケージを変えるだけで、売上は伸びるのか?
商品ブランディングに影響を与えた
パッケージマーケッターの実践
※ボクだけなくて、
もう一人の講師が登壇されます。
こちらもお楽しみに。
どなたでも無料で参加できます!
ぜひぜひ、ご参加頂けると嬉しいです。
ひょっとしたらですけど、
平尾さん本人も
ご参加くださるかも知れません。
(しないかも知れません)
お楽しみに(^^♪
お申し込みはこちら!
https://buff.ly/2VQ7Piy
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。