【沖縄バヤリースってご存知ですか?60周年時に取り組んだパッケージ変更の秘密!】
【沖縄バヤリースってご存知ですか?60周年時に取り組んだパッケージ変更の秘密!】
おはようございます。
世界初、徳島初、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
沖縄バヤリースって知ってます?
沖縄で販売しているバヤリースです(笑)
1950年6月20日に沖縄で製造開始!
そして、2010年に60周年を迎えました。
なんと!還暦だったですね!
その記念すべき年に販売されたパッケージがこちら!
当時の沖縄バヤリースのブログではこのように紹介されております。
一部抜粋で紹介します。
☆☆☆
琉球新報、沖縄タイムス両紙の経済面ご覧になりましたか?
バヤリースオレンジが沖縄での製造販売を開始して60年との話題を
紹介していただきました。
ひとに例えると、還暦なんですよね。
そして、60周年記念パッケージが、こちら。
この60年のうち、最も長い期間、皆様に接していた、
バヤリースオレンジの瓶がパッケージに描かれています。
「懐かしいぃ~」と言われたりしますがまだまだ現役ですよ!
沖縄で60歳なんて、若い方ですし(笑)
1950年6月20日生まれのバヤリースオレンジを、改めて皆様に知っていただきたく、
この週末もちょっと企画をご用意しております。
☆☆☆
そうなんです。
バヤリースは発売当時の60数年前のパッケージは「瓶」だったんですね。
長い期間、そのパッケージの形が親しまれている訳です。
お客さんの心に残って、この形がブランド化されている訳です。
でも、製造の都合などで最近ではペットパッケージになってしまった。
製造ライン上、瓶に戻すのは難しい。
だから、その親しまれている瓶パッケージの形を印刷したのですね。
これってお客さんに「あぁ、懐かしい」と思ってもらえる。
「あ、これぞ、私が昔に飲んだバヤリースだ!」と思ってもらえる。
ブランド化のためのパッケージマーケティングですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。