宮商店×パケマツ対談 味付けめんまパッケージ開発秘話
徳島県唯一の村である
佐那河内(さなごうち)村
この自然豊かな
地域に根付いた
食品製造を行っている、
宮商店の宮岡香織さんに
インタビューさせて頂きました!
松浦
宮商店さんが
2021年夏に発売したのが
「木樽で仕込んだ味付けめんま」
こちらのパッケージ開発を
パケマツにご依頼いただきました!
「パケマツに頼もう」
と思ったきっかけは何でしたか?
宮岡
「徳島県 化粧箱」で
検索したのがきっかけで
その後、HPやブログを見ながら
面白そうな会社だな~。
次はパケマツさんで
お願いしたいなと思ったんです。
松浦
パケマツに興味を持って
お声かけてくださり
ありがとうございます。
実際にパケマツに頼んでみて、
「ココがよかった」とか
「面白かった」ってことはありますか?
宮岡
松浦さんはじめ、
デザイナーの桑原さん。
そして
担当してくださった
原田有理さん。
みなさん、ものすごい協力的でした。
最初に、松浦さんとお話した時に
「なぜ、めんまなのですか?」
と聞かれて
「佐那河内村の竹害を何とかしたい」
と答えました。
その時に
「竹害を予防しますでは
購入したいと思う人はいないかも」
と、松浦さんと相談して
目標38 村の豊かさを守ろう
という、SDGs(エセDGs)な
キャッチコピーに
たどり着いたことは
面白かったです。
その後、担当の原田さんから
「シールを竹型にして
パッケージから飛び出させましょう」
という提案がでた時もびっくりしました。
確かに、同じメンマが
並んでいる中でも
シールが飛び出たパッケージは
すごく目を引きつけてくれます。
松浦
原田のことも誉めてくださり
ありがとうございます。
実はパケマツ内で
アイディア会議をしたんですが
原田さんが、竹を飛び出させる
アイディアを出してくれたんです。
メンマが竹からできてる
ことを知らない人が多いので
実はパッケージを竹にすることで
「実はメンマは竹からできてる」
と説明でき、食育にもつながりそうですね。
仕上がったパッケージの
感想や評判はいかがですか?
宮岡
直売会を行った時
お客様が
「(シールが)竹になってるやん」
と驚いてくれました!
また、
「木樽で作ったんやね」と
ネーミングやイラストで
伝わりやすかったです。
あと過剰でないパッケージなので
「環境に配慮している」という声もあり
SDGsも感じてもらって
評判はすごくよかったです!
松浦
それはよかったです!
ちなみに、作業効率も
よくなったそうで。
宮岡
四角のシールだったら
袋のちょうど真ん中に
歪まずに貼るのは大変だったと思うんです。
でも、竹型の変形シールは
実はちょっとくらい斜めになっても
センターからずれても
「ああ、こういうもんなんだ」
ってみんなが自然に思ってくださいます。
松浦
貼る作業、大変ですからね。
その削減もできてよかったです!
本日は宮岡さん、ありがとうございました!
宮岡
ありがとうございます。
<本日のお客様>
宮商店
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採用事例をぜひご覧ください(^^♪
https://www.p-matsuura.co.jp/result
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。