【99%売れないと言われていたカップヌードルが売れたきっかけは「あさま山荘事件」だった!】
【99%売れないと言われていたカップヌードルが売れたきっかけは「あさま山荘事件」だった!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
今や、食べたことないという人を探す方が難しい。
なんと1971年の販売以来、世界累計310億食売れている
日清 カップヌードル!
(2011年時点の数字)
実は販売前は「99%売れない」と言われていたそうです。
その理由は「パッケージ」です。
販売が開始された1971年当時、既に袋入りの即席麺がありました。
「日本中のどの家庭にもドンブリはある。
わざわざ値段の高いカップパッケージの商品を買う人はいない」
というのが「99%売れない」と言われた理由です。
このカップヌードルが爆発的に売れるようになった理由!
実は「あさま山荘事件」がきっかけだったと言われています。
すこし、ウィキペディアを抜粋します
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発売翌年の1972年(昭和47年)2月、あさま山荘事件が起きた際に、機動隊員たちがカップヌードルを食べる場面が全国に生中継され、視聴者の注目を集めた[18]。当時、事件の現場はマイナス15度前後の寒さで、隊員たちに配給される弁当も凍ってしまうため、熱湯を注ぐだけですぐに食べられるカップヌードルが非常食として導入されたものであった。
これをきっかけにカップヌードルの認知度は飛躍的に高まり[18]、各地域から販売希望が多数寄せられ、その要望にこたえて後に全国発売となった。
☆☆☆
そうなんです。
この報道をきっかけに「新しい食べ方」である「カップヌードル」が急速に広まっていったのです!
世界中で310億食売れてますからね。
「99%売れない」と言われていた理由もパッケージ。
「310億食売れた」理由もパッケージ。
非常に面白い関係ですね!
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。