【越後のお鏡餅 パッケージは現在の家庭環境に合わせて恐ろしいくらいの進化!】
【越後のお鏡餅 パッケージは現在の家庭環境に合わせて恐ろしいくらいの進化!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
越後のお鏡餅
こちらの商品パッケージは恐ろしいくらいの進化です!
この鏡餅に見える白い柔肌部分!
実は成型品パッケージ!
まったく、お餅ではないのです。
つまり、「お鏡餅風のパッケージ」ということになります。
越後製菓では「もち肌容器」と呼んでいます。
「えぇ~!じゃあ、全く餅じゃないんだ、単なる飾りなんだ」
そう思ったら、そうでもないのです。
実はこのお餅風パッケージを底面から見てみると!
そうだったのか!
丸餅が個包装になって、何個か入っているのがよく分かります。
そうなんです。
「お鏡餅で正月の気分は味わいたいけど、
裸の餅だと、カピカピになるから、衛生的にどうなんだろう?
大きな餅だと切り分けるのが面倒だしなぁ~」
そんなお客さんの不安を、解決しているんですね!
●形は鏡餅風パッケージで気分を出す。
●面倒くささは個包装でカバー!
まぁ、「そんなの鏡餅じゃない」という方もいるかも知れませんが、
やっぱり時代に合わせて、パッケージも進化していかないといけませんね。
あ、ちなみにみかんも成型品です。
みかん風パッケージです。
・・・あ、いやこれは何も入ってないので、みかん風おもちゃ(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。