【お客様の声】よだれ警報「大トロつぶれ梅」 パッケージで梅の潜在能力を開花!~パケマツ×マルヤマ食品 対談編~
マルヤマ食品(梅見月)は1955年
和歌山の紀州・みなべ町で創業。
豊かな海、山、川の大自然の恵みを受け
梅と共に育って参りました。
そんなマルヤマ食品の
「大トロつぶれ梅」パッケージ開発について
丸山剛史社長にインタビュー!
松浦
本日は素敵なゲストを
お迎えしております。
まずは自己紹介を
よろしくお願いいたします。
丸山
私や和歌山県みなべ町で
梅干し屋をやっております。
マルヤマ食品の代表取締役
丸山剛史と申します。
よろしくお願いいたします。
松浦
丸山さん、ありがとうございます。
この度、この場を
設けさせていただいたのは
最近、パケマツパッケージデザインで
この「大トロつぶれ梅」の
パッケージをご採用してくださったからなんです。
ありがとうございます。
それでは、丸山社長に質問です。
パケマツにパッケージの
ご依頼をいただいたきっかけを
教えていただけますか?
丸山
はい。
2017年に松浦さんが
和歌山県田辺市で講演に来られたんです。
その時にたまたま
私が参加させていただきました。
それが初めての出会いでした。
もの凄く印象に残っているのが
登場シーンです!
普通の講師なら、
しっかり壇上に上がって
自己紹介しますよね。
しかし、松浦さんが違った!
ドラゴンアッシュの
ファンタジスタの
動画と共に登場されたんです。
それがすごく印象に残ってます。
松浦さんはいい意味で
「非常識的な人」だと感じました。
その時に、何かきっかけがあったら
パッケージを頼んでみたいなと思ったんです。
松浦
ああ!
あの時にご参加くださって
そして、覚えていただいてて
ありがとうございます。
実際に、お声をかけていただいたのが
2021年12月でした。
長い期間、覚えてくださってて
ありがとうございます。
丸山
講演の時に
著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」を
購入させていただき、ずっと覚えていたんです。
松浦
あ!
本もご購入、ありがとうございました。
お問い合わせいただいた後
一回、パケマツに来ていただいて
その後、いろいろと
zoomで打ち合わせしながら
パッケージが完成しました!
ところでネーミングの
「大トロつぶれ梅」なんですが
その特徴を
ご説明いただいてもよろしいですか。
丸山
はい。
紀州南高梅は
皮が薄く肉厚で
柔らかいのが特徴です。
いい梅であればあるほど
柔らかくなります。
一般市場に出ているA級品は
形もしっかりしてて、しかも柔らかい。
ただ、製造工程で
皮が破れたり、つぶれたりすると
それはB級品になる。
でも、それはぎりぎりまで
柔らかさを追求した結果であって
梅干し自体は決してB級品ではなく
ほぼほぼA級品なんです。
松浦
いやー、最初に「つぶれ梅」の
ご依頼いただいたときは
あなどっててすみません。
「つぶれ梅ね、はいはい。
つぶれてね、はじけてね。
失敗してるし、美味しくない」
という先入観があったんです。
ところがお話を聞くと
ほぼほぼA級品!
むしろ、梅干し屋の人は
高級品より、
つぶれ梅を好んで食べる!
柔らかさを攻めすぎて
ちょっと裂けたけど
極限の柔らかさと
とろっとろの食感!
それでB級品扱いというのは
ちょっと違うなと感じたんです。
そこで
「大トロつぶれ梅」という
ネーミングを提案させていただいたんです。
ご採用くださり、ありがとうございます!
ところで、パケマツと仕事してて
ここが他社と違うなと
感じるところはありましたか?
丸山
パケマツさんは
商品の特徴を
最大限に引き出した点がよかったです!
例えるなら
ドラゴンボールZに出てくる
ナメック星人の
最長老さんみたいな感じです(笑)
これが他の
パッケージ屋さんとは全然違うところでした。
松浦
おおー、パケマツを
最長老扱いしていただいて、
ありがとうございます!
他にも色々ありましたね。
「キャッチコピーとか
ネーミングを変えたらどうだ」とか。
「白いシールから
透明のシールに変えたらどうか」とか。
このように
商品化してくださって嬉しいです!
さて、肝心の
パッケージの評判はいかがですか?
丸山
この間、東京の有楽町にある
わかやま紀州館という
アンテナショップで
3日間催事で販売したんです。
結論から言うと
「すごく売れました」
「大トロつぶれ梅、新発売です」
と言う呼びかけに
通りかかる方は
「大トロ?なんだって?」と
興味を持って来店してくださいます。
すると必ず
「なんで、大トロなの?」
って聞いてくれるんです。
「皮や薄くて柔らかくて、
とろっとジューシーな
梅干しなんですよ」
と説明すると
「ああ、そうなのね!
じゃあ、1つお願いします」
と納得して、買ってくださるんです。
ひょっとしたら
和歌山はマグロ漁港もあるので
「大トロ」で反応してたかも(笑)
ネーミングも
インパクトがあり
評判はすごくいいです!
あとは会社近くの道の駅に
パッケージリニューアルして
置かせてもらっているのですが
パッケージを変えただけで
他の他メーカーさんの商品と
差別化できています!
B級品、安価なものと言う
イメージがとにかく強かったんですが
ちょっと逆転の発想で
ちょっと高級感のある
ユニークな商品ができました!
売店の方もすごく
喜んでくださっています。
松浦
それは嬉しい反応ですねー!
ボクも嬉しいです!
ところで
「大トロつぶれ梅」は
どこで手に入りますか?
丸山
大トロつぶれ梅(ゆめ)
Yahoo! → https://store.shopping.yahoo.co.jp/umemizuki/79332.html
Amazon → https://buff.ly/3zajGcB
大トロつぶれ梅(みつ)
Yahoo! → https://store.shopping.yahoo.co.jp/umemizuki/79132.html
Amazon → https://buff.ly/3920TWr
で販売しております。
あと、有楽町のアンテナショップ
わかやま紀州館で
2022年7月1日から販売開始しております!
松浦
続々と取扱店舗も
増えているみたいでよかったです。
本日は嬉しいお話聞かせていただき
誠にありがとうございました!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。