【時代を変遷するコーヒーの場所とパッケージと価格。カフェ→スタバ→マクドナルド→セブンイレブン】
【新市場創造!時代を変遷するコーヒーの場所とパッケージと価格。カフェ→スタバ→マクドナルド→セブンイレブン】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
時代と共に移り行くものは何でしょう?
流行歌?
流通方法?
女心?
もちろん、コーヒーを提供する場所、パッケージ、価格も変わります。
昔むか~し、コーヒーと言えばカフェや喫茶店で飲むものでした。
価格は300~500円くらいでしょうか?
当然、陶器のカップに入っています。
コーヒー=店で飲む
こんな市場です。
この常識を覆したのがスターバックス!
値段はあまり変わりません。
でも、容器が激変!
パッケージに変わりました!
なんと、紙コップに入れてしまったんです!
テイクアウトも簡単!
コーヒー業界に風穴を開けてしまったのです!
コーヒー=テイクアウトも店飲みもOK=しかもお洒落
正に新市場創造です!
そして、今度はここの革命に挑んだのはマクドナルド!
今度は値段での差別化!
100円で本格的なコーヒーを出しちゃいました!
これでマックは当時、大流行!
コーヒー=100円でも本格
これも新市場創造ですね!
これを見てセブンイレブンは思いました。
「うちでマクドナルドの市場は取れないだろうか?」
そしてできたのが「セブンカフェ」!
昨年から発売して、空前のヒット中ですね!
マックに行って、100円コーヒーだけを頼むのは辛いけど、
セブンイレブンで、100円コーヒーだけを買うのはOKですもんね。
コーヒー=コンビニで本格コーヒー
そんな新市場を作りましたね。
場所と共に、
パッケージと共に、
価格と共に、
市場が変わっていく。
まさに、パッケージを変えれば市場が変わる、売上が変わる!
そんな事例ですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。