【同じジャンルの商品でも両立できる?明治とロッテのアーモンドチョコレートパッケージを比較する】
【同じジャンルの商品でも両立できる?明治とロッテのアーモンドチョコレートパッケージを比較する】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
「アーモンドチョコレート」
全く同じ名前の商品が2つとも両立して販売されております。
明治 アーモンドチョコレート (1962年発売)
ロッテ アーモンドチョコレート (2000年発売)
パッケージの色が全く違いますね!
明治の赤、ロッテの金色です!
後発のロッテが何故、この市場を獲得できたかというと、
パッケージのカラーを全く明治と違う色にしたこと。
これによって「明治のとは違いますよ」と分かりやすくアピール!
「なんだ?このアーモンドチョコレート?」
ということで、特に20代の男性に人気を博したそうです。
先行商品が強く、後発商品がでるときは、
「視覚で分かりやすく」が大切ですね。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。