<エクスペリエンスマーケティング in 鈴鹿サーキットを終えて・・・>
<エクスペリエンスマーケティング in 鈴鹿サーキットを終えて・・・>
2014年12月8日(月)
久しぶりに、エクスマセミナーに参加してきました!
しかも、鈴鹿サーキットという素晴らしい会場!
エクスマ師匠の藤村正宏さんに
「マツさ、パッケージマーケッターになれよ」と言われたのが
2011年の夏頃。
そして、パッケージマーケッターになるために、
このようなことも言われました。
藤村「マツさ、パッケージ好きか?」
松浦「好きです」
藤村「それじゃさ、ブログでパッケージのこと、1000記事書いたらいいじゃん。毎日ね!」
松浦「・・・・はい!」
正直、「えぇ~、1000記事も書けるのか??」
これがきっかけで、
パッケージマーケティングネタを書き始めたんです。
でも、今日で1278ネタになりました。
継続ってすごいものです。
お陰で圧倒的な引き出し(事例)を手に入れました!
あの時の言葉がなかったら書いてなかったな。
書いてなかったら・・・・。
なんだか、ゾッとしますね( 笑 )
藤村正宏さんには本当に感謝しております。
有り難うございます。
ちなみに、藤村正宏さんが昔、
私のことをブログに書いてくださったんです。
すごい嬉しかった!
紹介させていただきますので、読んでいただけると嬉しいです。
☆☆☆
さてさて、ボクが開発に関わった、羽田空港で売っている空弁「羽田空港ひとくちおこわ」(寿徳庵)が、発売3年目で200万個発売!
間違いなく、羽田空港で一番売れている空弁です。
以前も書きましたが、パッケージデザインを考える時から、マーケティング的な思考でデザインしているんです。
直感的にわかりやすいネーミング。
羽田空港でしか買えないということ。
おこわだということ。
持ち運びしやすそう。
ひとりで食べていても、恥ずかしくない。
読み物がついている。
QRコードでwebサイトに誘導している。
などなど、パッケージに工夫をしてあります。
売れるパッケージには理由があって、それをしっかりと設計できるかが、大事なんです。
ただきれいなデザインのパッケージデザインだったら、誰でもできます。
でもただデザインがいいパッケージの時代は終わったのです。
そんなことも気づかないでどうするの?
商品のパッケージは売れるパッケージと売れないパッケージがあるのです。
ボクの塾生さんで、パッケージマーケッターの松浦陽司さんが本を出版しました。
売れるパッケージデザインの本です。
さまざまな製品のパッケージを、たくさん研究しています。
- 売れるパッケージ5つの法則と70の事例/ANIVA BOOKS
- ¥1,620
- Amazon
http://p.tl/8NCy
この本には「売れるパッケージデザイン」のヒントが満載です。
売れるパッケージデザインにするための5つの考え方と、さまざまなパッケージの秘密が70事例、わかりやすく載っています。
パッケージのマーケティングを勉強したかったら、まずこの本を読むといいと思う。
寿徳庵の「羽田空港ひとくちおこわ」。
美味しいのは当たりまえです。
だってすごくこだわっているから。
牛肉なんて、松坂牛を使っているのです。
でも、それを売りにしていない。
だって、そんなのどこの会社でもやっているから。
ただきれいなパッケージデザインをしていたら売れた時代は終わった。
ただこだわった食材を使えば売れた時代は終わった。
そのことを認識して、時代の風を読む能力を持ちましょう。
そのためには、勉強することが大事です。
☆☆☆
藤村正宏さん、本当にありがとうございます。
これからも宜しくお願いします!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。