<ご縁紡ぎ大学 第5講 ご縁を紡ぎ広げる「ほめる達人」への道 ほめ達 西村貴好氏>
<ご縁紡ぎ大学 第5講 ご縁を紡ぎ広げる「ほめる達人」への道 ほめ達 西村貴好氏>
2015年2月8日(日)
ご縁紡ぎ大学 第5講
ご縁を紡ぎ広げる「ほめる達人」への道
~あなたの周りには、ダイヤの原石がいっぱい!~
ほめ達 西村貴好氏
実は「ほめ達2級」の私!
ほめ達さんこと、西村貴好さんのセミナーを受講させていただきました!
西村さんは私もとっても尊敬する人で、
ほめることで、世界を変えようとされています。
今回のお話もとっても楽しかった!
そして、一つでも実践していこうと思いました。
西村さん、ありがとうございます。
以下は私の防備録です。
●本日のテーマ <enjoy>
グランドルール
・マイナス言葉を使わない
・仲間を応援する!
・違いを楽しむ!
・120%の表現力に挑戦!
・+α 自分で一つ 「聴く」
本来は「マイナス言葉を使わない」はNG。
子どもがコップを運ぶとき、「こぼすなよ!」というと、こぼすイメージをして、こぼす。
「しっかり握って、ゆっくり運んでね」 こぼさない。
●誉めるよりも、誰がいうかが最も重要。
単純に、好きでない人の褒められても、嬉しくない。
ほめ達を身に付けるということは、人間力を高めていくということ。
何を学ぶかより、誰に学ぶか。
誰に学ぶかより、誰と学ぶか。
学ぶ場で成長していく。
●余りにも目の前のことに集中しすぎてしまって、他のことが見えないことがある。
周りの援助、助けてくれている人、感謝すべき人、仕事の意味、意義、誰かに喜んでもらっているのか?
しっかり自分の周りを見ることが大切。
●誉めところ探しの覆面調査
「覆面調査」というと、通常は悪いところ探し
西村さんは、史上初!「誉めるところ探し」の覆面調査を立ち上げた。
いいところ 20個 わるいところ100個 見つかっても、、悪いところは1~2つくらいしか伝えない。
「ダメだし」をすると、「ダメだし」したところだけ直す。
「ほめだし」をすると、誉めた以外のところまで直し出す。
●ダメダメ女性アルバイトが、最優秀アルバイトに!
初めて「誉めるところ探しの覆面調査」に入った。
鳥貴族 天神橋筋3丁目店
お客さん少ないのに、お客さんのところに来ない。
料理提供か遅い。散々な店だった。
その中の一人の女の子。
ダメダメバイトの典型の女の子。仕事が遅い、覚えが悪い、パニックになる。
ただ、お客さん終わったあとで、しっかりテーブルを吹いている。見ていないところで頑張っている。丁寧な地道な仕事をしている。
西村さんが誉める覆面調査でそのことを報告!
店長がその女性アルバイトに伝えた。<
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「丁寧さを店の基準にしたいから、丁寧にいけ」
その女性アルバイトは自信を持ち、丁寧に仕事をし始める。
すると、丁寧さとともに、徐々にスピードがあがる、ミスが減る、パニックにならない。
自分が「ダメダメバイト」の気持ちがよくわかるので、新しいバイトの子に教えるのがとっても上手になる。
3ヶ月後、その女性アルバイトのいる店は驚異の売上161%増!そして、最優秀アルバイトに選ばれた。
上の人間が、褒めて認めて、アドバイス。
●心が折れるチラシ配り、心が折れないチラシ配り
「来てください」と渡すと、断られる。断られると、心が折れる。
この「話す」スタイルと、「聴く」に変えた。
「鳥貴族って焼き鳥屋があるんですけど、ご存知ですか?」
そう言うと、話を聞いてもらえる。
「ああ、自分たちのお店って、知られてないんだ」と気づいて、知ってもらおうとがんばる。
値引きができない居酒屋なので、「安くできるの?」と言われたときは
「このチラシを持って来てくれたら、最高の笑顔で迎えますね」と笑いを取れる。
●ほめちぎる教習所
失敗の後ほど、その後できたことを褒めてあげる。
脱輪しても誉める→「戻る時にしっかり目視したね」
「タラララッタターン」
ドラクエのレベルアップの音!
こういう成長の実感を普通の場ではあまり感じない。
感じさせてあげるリーダーが求められている。
●本気かどうかのバロメーター
・協力者が現れるかどうか?
「私が支部します」「私が同じ
・恥ずかしい感覚がない
「西村貴好は、ほめ達の入れ物でしかない。ほめ達を広める」
・全てのことがアドバイスにしか聞こえない
非難中傷としか聞こえないうちは、本気ではない
●西村貴好氏の「迷った時の判断基準」
① どっちを選んだほうが新しい自分と出会えるか
② どちらを選んだほうが自分の人相が良くなるかな
●情報
「情報」は「情けに報いる」と書く。
情報のハブになって、どんどん流れていく。
止めれば止めるほど、入ってこない。
●「ほめる」とは、「人、モノ、起きる出来事、の価値を発見して、伝えること」
●人生、あみだくじのようなもの。
成長とは変化であり、変化とはストレス
成長痛を楽しもう
不幸→幸福 早く移動していったほうが、幸せ積分が多くなる。
●人が使う3つの時間
① 消費 伸びたから髪、切らな
② 浪費 たまにはカラーも
③ 投資 一番ふさわしい身だしなみで、装う、この人でないと。
お客様に「投資」と思ってもらっているなら?!
例えば、西村氏にとって、服は着るものではなく、装うもの。服に語らせるモノ!
装うは自分のためではない、相手のために装う。
●人の脳はすぐサボる。
人間の脳はサボろうとする。なまけグセがある。
ほめ脳はアイディアが尽きることがなくなる。
今までわかなかったアイディアが沸く
●びっくりするほど成長し続ける人の共通点は?
・「知っているか、知らないかではなく」
今、自分が出来ているかどうか?で聞く。
・「自分に直接関係するか、どうかではなく」
自分に置き換えてみる
直接関係の無いようなことだから、チャンス!業界初の「コロ玉」がみつかる!
・「3Dを言わない」
でも、だって、どうせ、
まずは実践、講義中から。
●男女の脳の違い
男性脳は、「解決脳」
女性脳は、「共感脳」
西村氏の実話。
妻の愚痴を聞いて聞いて聞いて聞いて、スイッチオンして、解決方法をアドバイスする。
すると、こう言われた。
「あなた、私の話を全然聞いてない。」
そこで、共感するように返した。
別の日、妻の愚痴を聞いて聞いて聞いて聞いて、スイッチオンして、解決方法を伝えず、ただ一言ねぎらう。
「お前も大変やったな」
すると、妻から「そうやろ」
男性としては、「解決」してないのの、物足りない。
でも、女性は「共感」して欲しいだけ。
女性は「そんな考えなかったわ。さすが」と言ってあげましょう。
男性は、運送屋、配送屋になりましょう。
「うん、そうやな」「はい、そうやな」
●女性の記憶
女性はモノゴトをザルでながして、ぜんぶバケツに貯めてる。
表面上、受け流しているようでも、ちゃんと心の奥底に貯めている。
男性の皆様、ご注意を!
●「3つのお願い」
① 全力の拍手! 指の骨が折れるくらい。 → 誕生日
自分で自分の手のひらのツボを刺激する。前頭葉が活性化される。
good & Νew
握手でもOK 前頭葉が活性化して、目の前の相手に良い印象を持ちやすい。
② うなずく
首を縦にふると免疫力があがる。アンチエイジング。
③ 笑顔
脳科学的 前頭葉の楽観回路が開いている状態。自分が根拠のない自信で満ち溢れているとき。脳は本物の笑顔と、作り物の笑顔を区別することができない。
笑顔はするもんだ。自分が笑顔になると、目の前の人は笑顔になる。
●ダメだしは本能
私たちは現実を見ているが、それはほんの一部。
実は見えていないところが多いのに、勝手に「あの人はこんな人」と思う。
悪いところを見るのが「本能」です。もちろん、生物学的には必要。
それが必要だとわかった上で、「現在の天敵は猛獣でない、不安感」とちゃんと捉え、誉める点、プラス点が必要です。
「無意識の意識化」をしていく。
あらゆることを何気なくやってはならない。
●アクションとリアクション。
「ピンチはチャンス」といっている人が、ピンチに文句をいっているとおかしい。
でも、それが普通。
リアクションまで意識できれば、キャラクターになる。
●出会う人を味方に付ける話の聞き方 8つのポイント
目を見る
うなずく
相槌を打つ
繰り返す
メモを取る ※ここが「ほめ達!」
要約する
質問する
感情を込める
●聞くことは受身ではない。
聞き方、それがプレゼンテーションなんだ!
話している人よりも、伝えているのが聞いている人。
聞いている時も、サイコロを振っている人(自分の出番)と自分で思えるか?
街を歩いている時も、サイコロを振っている。
●ほめ達 3級
※誉め言葉のボキャブラリーを多く持つ。
※ほめ脳をストレッチする。
気が弱い ⇔ 思慮深い
空気を読めない ⇔ 自分を持ってる
こんな風に、褒め言葉で考えてみる。
※価値の発見 一人を具体的に設定し、その人を誉める。
素晴らしい点(具体的に)
① 探す、思い出す
② 書き出す
③ 話す
自分が忘れていることでも、エピソード記憶で覚えている。
人生の質は、自分への質問の質できまる。
※これはなんのチャンスでしょう?
「財布を無くした」などのピンチを、「財布を買い換えるチャンス」など、無理矢理にでも、プラスに切り替えてみる。
出来事は、感情を連れてやってくるので、なかなかできない!
でも「無意識の意識化」してやる。
※自分の価値を伝える
人生とは・・・・だ!
仕事とは・・・・だ!
自分の場合、どんな言葉が入るか考える。
チャンクの高い言葉、素敵な言葉に張り替える。
言葉を体現するようにしていく。
●ある小学校3年生の例。
人生とは、「毎日少しずつ成長して、喜びを作っていく場所」だ!
●ほめ達!の口癖は
☆ほめ達!3S+1
すごい!
さすが!
素晴らしい!
出来て当たり前のことができたら「当たり前」ではなく、「OKだよ!」
「大丈夫だよ」の代わりに「完璧!」を使う。
相手が自分の考えと全く違ったときは、「そうくるか!」
これで「間違い」を「違い」にしてくれる。
「ここ直して欲しいな。」と思った場合は、「惜しい」を使う。
こう言うと、「9割形できてるんや、もうちょっとや。」・・・を伝える。
人が大好きな言葉は「自分の名前」
褒める時もしっかり名前を読んであげる。
もう一つ!「ありがとう」
人はただ褒められたいのでしゃなく、感謝されたい。
「事実」+「ありがとう」で伝えると、伝わりやすい。事実は小さくてもOK。
誉める→感謝を伝える という感覚でも大丈夫。
●どうしても褒められないとき、
まずお願いして、行動してもらう。してもらったことを誉める。
うまくいかなくても、行動したこと自体を誉める。
例外を誉める。
たまたま、遅刻しなかった人。 → 「今日は遅刻しなかったね」その例外を誉める。
褒めを出し惜しまない。先行投資する。
●ほめ達オススメ、小さな無意識の意識化
「すみません」「ごめんなさい」という言葉は、「ありがとう」に置き換える。
ハンカチを拾ってもらって「すみません」でなく「ありがとう」。
なんとも言えない心地よさが広がる。
●意思ある未来のために
未来は変えれない。
でも、1秒先の自分の行動を変えることはできる。
「すみません」を「ありがとう」に変えることはできる。
この1秒の連続の先が、意思ある未来が待っている
量稽古 とにかく数をこなす
3年先の稽古 諦めない 結果が見えない状態で、努力を辞めない。
「微差の積み重ね」で人生が決まります!
カテゴリー | 日常ブログ
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。